【マーメイドS2022】5分で分かる!出走各馬の前走のまとめ

ステップレース

 今年のマーメイドSは、単勝1人気オッズが6倍台(6/18時点)な上に一桁オッズに7頭もの馬がひしめき合うという、波乱決着の確率大な展望となっている。

 そのため、どの馬を買うべきか狙いが定まらずにお困りの方が多いのではないだろうか

 そこで、今回は「マーメイドSでの穴馬をお探しの方」や「マーメイドSの各ステップレースをざっくり見直したい方」、「いちいち各ステップレースを見直すのがメンドイ方」向けに、前半では出走各馬のステップレースをざっくりまとめ後半では巻き返しに期待がかかる穴馬をピックアップすることで、予想作業の手間を省くことが目的の記事を作成した。

 この記事が何らかの形で参考になれば幸いである。

※前走がダートのキムケンドリームのステップレースのまとめは未掲載です。

この記事で分かること

  • 各ステップレースで発生したトラックバイアスと求められた能力が分かる
  • ステップレースにおける各馬の好走・凡走要因が分かる
  • 巻き返しに期待がかかる1頭が分かる

筆者の自己紹介

筆者の自己紹介

  • 筆者名

ロールス

  • 趣味

競馬、麻雀、読書、TVゲーム

  • 競馬歴

15年2ヵ月(2023年5月現在)

  • ブログ開設のきっかけ

 日頃から、自分が狙っている穴馬の情報を探すためにネット検索してて、「穴馬の情報が意外とないのが不便だな」って思ってました。

 そのため、「自分が穴馬情報の発信源になって、穴から勝負する人の背中を押そう」と思い立ってブログを始めました!

  • 予想スタイル

 生き物の観察が好きなので、各馬の調教ステップレースの内容土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好みです。

 一方、「過去~年の好走例」といったデータは見ても意味がないんでスルーします。

  • 今年の目標

 馬券の買い方がゴミのように下手なせいで何度も万馬券をゲットし損なっているので、馬券の買い方を上手くなって万馬券を獲ります。

  • 2022年度の主な指名穴馬

ナムラクレア(桜花賞 6人気) ※『桜花賞の出走各馬の前走まとめ』の記事にて紹介

ガロアクリーク(エプソムカップ 8人気) ※『エプソムカップの出走各馬の前走まとめ』の記事にて紹介

ジャンダルム(スプリンターズS 8人気) ※『スプリンターズSの出走各馬の前走まとめ』の記事にて紹介

  • 2021年度の主な指名穴馬

ラストドラフト(AJCC 6人気)

カテドラル(東京新聞杯 12人気) ※『東京新聞杯の出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介

ギベオン(金鯱賞 10人気) ※『金鯱賞の出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介

スーパーフェザー(小倉記念 8人気) ※『小倉記念の出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介

エイシンヒテン(ローズS 12人気) ※『ローズSの出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介

 更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!

各ステップレースのまとめ

府中牝馬S(G2) 2021/10/16 東京芝1800m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
展開次第ではクラス水準より1秒以上早いタイムが出る高速馬場

■直線のコース取りの傾向
フラット

■枠順傾向
フラット

■脚質傾向
フラット

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く走れる基礎スピード
  • レース平均上がり3ハロンが34秒台前半という瞬発力が必要な展開に発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

リアアメリア

 スタートで出遅れると馬群最後方でレースを進める。

 道中でジッと脚を溜めるも、直線ではちっとも伸びずにズルズルと後退し、17着に惨敗。

 出遅れたロスがあったにせよ、差し有利な展開にもかかわらず全く活躍出来なかった内容は、リアアメリアにとってペースが早過ぎたからかもしれない。

愛知杯(G3) 1/15 中京芝2000m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイム並

■直線のコース取りの傾向
馬場の3分所が有利。次いで、2分所から内がやや有利

■枠順傾向
内枠有利

■脚質傾向
差しがやや有利

求められた能力:

  • クラス水準並のタイムで走破出来る基礎スピード
  • 直線で馬場の3分所から内を立ち回れるポジショニング
  • レース平均上がり3ハロンが34秒台後半~35秒台前半という馬力がやや要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

ルビーカサブランカ

 好スタートを切ったが中団のインコースに控える。

 道中は中団馬群で折り合うと、直線では各馬が避けて通ったインコースから脚を伸ばし、マリアエレーナの追撃を凌いで優勝。

 軽ハンデと差し有利な馬場には恵まれたが、スタート直後に中団に控え、直線で空いたインを突いた武豊騎手の手腕は見事だったと言える。

マリアエレーナ

 好スタートを切ると出たなりに先団のインコースに付ける。

 道中は逃げ馬の直後でジッと脚を溜めると、直線では馬場の3分所から脚を伸ばし、2着に好走。

 軽ハンデには恵まれたが、直線で脚を伸ばしやすい馬場の3分所に出した坂井瑠星騎手の判断力については少し評価出来る

ソフトフルート

 タイミング良くゲートを出たが、行き脚が付かず追い込みの競馬になる。

 直線では馬場の5分所辺りから追い込むが、4着に敗れた。

 道中の位置取りが後ろ過ぎたのと、直線で外を回し過ぎたのが敗因だ

アイコンテーラー

 五分のスタートを切ると鞍上に促されてハナに立つ。

 道中ではシゲルピンクダイヤとマリアエレーナらを引き連れて逃げると、直線ではラチ沿いで粘り込んだが、残り200m辺りでルビーカサブランカにかわされて5着に終わった。

 軽ハンデとマイペース逃げを打てた展開には恵まれたが、外が伸びる差し有利な馬場でラチ沿いを逃げ粘って5着ならば上出来だろう

ラヴユーライヴ

 平凡なスタートだったので、前目のポジションを取りに行かずに後方で脚を溜める。

 3コーナーで各馬が徐々にペースアップすると鞍上の手綱が動き出し、馬群の外を回しながらスパートを開始。

 直線では馬場の5分所辺りから脚を伸ばしたが、上位入線出来る決め手を繰り出せずに12着に敗れた。

 道中の位置取りが後ろ過ぎたのと、直線で外を回し過ぎたのが敗因だ

ホウオウエミーズ

 スタートした瞬間に外から内に切り込んできたシゲルピンクダイヤとラヴユーライヴに挟まれてしまったせいでダッシュが付かず、後方からのレースを余儀なくされる。

 3コーナーでペースが上がると鞍上に押っ付けられながらスパートを始め、直線では馬場の3,4分所から追い込む。

 しかし、上位入線出来る末脚を繰り出せなかった上に馬群が壁でスムーズさを欠き、15着に敗北。

 スタート直後に両脇の馬に挟まれて進路を失い、後方からの競馬になってしまったことが主たる敗因なため、このレースの着順は大目に見ることが出来る

日経新春杯(G2) 1/16 中京芝2200m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより1秒以上早い高速馬場

■直線のコース取りの傾向
馬場の3分所から内が有利

■枠順傾向
内枠有利

■脚質傾向
展開次第

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く走れる基礎スピード
  • 直線で馬場の3分所から内を立ち回れるポジショニング
  • レース平均上がり3ハロンが34秒台後半~35秒台前半という馬力がやや要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

クラヴェル

 五分のスタートを切ったが、馬群後方のインコースに控える。

 道中はキッチリ折り合って直線でインコースを突いたものの、末脚は不発に終わって8着に大敗。

 展開は差し馬向きだった上にレース中も特に不利を受けておらず、ここ数戦で見せた末脚が寸分も発揮出来なかったことを考えると、鼻出血に加えて1月の寒い時期が苦手だったことが敗因かもしれない

京都記念(G2) 2/13 阪神芝2200m(やや重)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより0.5秒以上遅い

■直線のコース取りの傾向
馬場の2分所から内が有利

■枠順傾向
フラット

■脚質傾向
逃げ、先行有利

求められた能力:

  • 先行力
  • レース平均上がり3ハロンが33秒台の展開に耐えられる瞬発力

出走各馬のレース内容

マリアエレーナ

 2枠2番から五分のスタートで発走すると、出たなりに先行2番手に付ける。

 道中でキッチリ折り合うと4コーナー終いから鞍上の手が動き、直線で逃げるアフリカンゴールドをかわすかに見えたが、案外伸びずに残り100m辺りでガス欠して8着に敗北。

 前有利な展開は味方に出来ていたため、距離が若干長かったのが敗因だろう

湾岸S(3勝クラス) 3/6 中山芝2200m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向展開
次第ではクラス水準タイムより0.5秒以上早いタイムが出る高速馬場

■直線のコース取りの傾向
馬場の2分所から内が有利

■枠順傾向
内枠がやや有利

■脚質傾向
4角10番手以下の差し、追い込み不利

求められた能力:

  • クラス水準級以上のタイムで走破出来る基礎スピード
  • 直線でインコースを立ち回れるコーナリング
  • レース平均上がり3ハロンが35秒台前半~35秒台後半という馬力が要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚
  • 4角10番手以内に付けられる先行力。または捲れる機動力

出走各馬のレース内容

スルーセブンシーズ

 五分のスタートを切ると出たなりに中団馬群の外に付ける。

 道中はキッチリ折り合うと、3コーナーでは馬なりのまま馬群外からポジションを押し上げる。

 すると、直線では馬場の2,3分所からジワジワと脚を伸ばし、3着に好走した。

 捲り差しが有利な展開に恵まれたが、休養明け且つ終始外を回された点については大目に見ることが出来る

中山牝馬S(G3) 3/12 中山芝1800m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
展開次第ではクラス水準タイムより0.5秒以上早いタイムが出る

■直線のコース取りの傾向
馬場の2分所から外が有利

■枠順傾向
外枠有利

■脚質傾向
差し有利

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く走れる基礎スピード
  • 直線で馬場の2分所より外を立ち回れるポジショニング
  • レース平均上がり3ハロンが34秒台後半~35秒台前半という馬力がやや要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

ルビーカサブランカ

 若干煽ったようなスタートのせいで、後方からの競馬となる。

 3コーナー半ばで馬群の外を回ってポジションを押し上げると、直線では馬場の4分所辺りから追い込んだが、6着に敗北。

 スタートで出遅れて、位置取りがかなり後ろになったのが敗因だ

ゴルトベルク

 スタートした瞬間に体勢を崩したせいでダッシュが付かず、中団からレースを進めることになる。

 道中は馬群で脚を溜めると、4コーナー手前辺りでは一種だけ鞍上に一杯に追われてスパートを開始。

 だが、直線では全く伸びずに最下位に終わった。

 上位入線出来る決め手を持っていなかったのが敗因だが、スタートで大きなロスが発生したせいで位置取りが悪くなってしまったレースだったので、このレースの結果は度外視可能だ

ゴルトベルクのプチ推しポイント

 ゴルトベルクの母馬であるグルヴェイグは、2012年のマーメイドSを制した。

 母馬が同レースの優勝馬というのは、去年2着に好走したクラヴェルと同じである。

 また、ゴルトベルクは2000mのレースに未出走ながら、3勝クラスを勝ち上がったレインボーSでは脚色に余裕があった上に、ローズSを制したアンドヴァラナウトが全妹に、2016年京都2歳Sで2着に好走したヴァナヘイムが全兄におり、芝2000mをこなす素地はある。

 さらに、芝1800mで行われた2,3走前では高速決着で上位に入線。

 輸送は初だが、今の阪神競馬場は高速馬場なため、好位のインコースで流れに乗れば巻き返しは可能だ

福島牝馬S(G3) 4/23 福島芝1800m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
展開次第ではクラス水準級のタイムが出る

■直線のコース取りの傾向
馬場の2分所から外が有利

■枠順傾向
フラット

■脚質傾向
展開次第

求められた能力:

  • クラス水準程度のタイムで走破出来る基礎スピード
  • 直線で馬場の外を立ち回れるポジショニング
  • レース平均上がり3ハロンが35秒台後半~36秒台前半という馬力が要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

ルビーカサブランカ

 やや煽るようなスタートだったため、後方からの競馬となる。

 道中は最後方でジッと待機すると、3,4コーナーで馬群の外を回してスパートを開始。

 直線では馬場の3,4分所辺りから追い込んだが、5着まで追い上げた所でゴール板を通過。

 スタートで出遅れてしまったせいで道中の位置取りが後ろになり過ぎたのが敗因だ

ホウオウエミーズ

 五分のスタートを切ると出たなりに中団馬群に付ける。

 道中でキッチリ折り合うと、 3コーナー地点から徐々にスパートを開始。

 直線では馬場の3分所から追い込んだが、上位入線は叶わずに6着に終わった。

 展開は向いたが、タフな条件下での決め手の差が敗因だ

ハギノリュクス

 まずまずのスタートを切ると、鞍上に促されながら二の脚を使い、先行3,4番手辺りのポジションを得る。

 向こう正面ではインコースでキッチリ折り合ったが、3コーナー半ばで手応えが悪くなり、直線では早々に失速して14着に大敗。

 差し有利なハイペースを味方に付けられなかったのが敗因なので、このレースは度外視可能だ

新潟大賞典(G3) 5/8 新潟芝2000m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
展開次第ではクラス水準並のタイムが出る

■直線のコース取りの傾向
馬場の4分所から外が有利

■枠順傾向
外枠有利

■脚質傾向
差し有利

求められた能力:

  • クラス水準程度のタイムで走破出来る基礎スピード
  • 直線で馬場の外を立ち回れるポジショニング
  • (11Rのみ)レース平均上がり3ハロンが35秒台前半という馬力が要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

アイコンテーラー

 まずまずのスタートを切ると鞍上に促されて先行集団を形成。

 道中はラチ沿い付近のインコースを立ち回ると、直線は馬場の2分所辺りから粘り込むも、後続の末脚を凌げずに9着に敗退。

 外枠の差し馬に有利な展開とトラックバイアスに加え、直線でも芝が傷んだ馬場を通らされての結果なため、0.7秒差に踏ん張ったのなら上出来と言える

メトロポリタンS(L) 5/8 東京芝2400m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより1秒以上早い高速馬場

■直線のコース取りの傾向
馬場の3分所から外が有利

■枠順傾向
外枠がやや有利

■脚質傾向
差し、追い込み有利

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く走れる基礎スピード
  • レース平均上がり3ハロンが34秒台前半~34秒台後半という馬力がやや要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

ウインマイティー

 スタートが若干悪かったものの、鞍上が気合いを付けて馬をハナへ進出させると、他に行きたがる馬が居なかったため、レースの主導権を得ることに成功。

 道中は他の馬に絡まれずにのんびり逃げると、直線ではラチ沿いで抵抗。

 だが、残り200m地点でヴァイスメテオールらに捕まってしまい、4着に敗北。

 直線で芝が傷んだ進路を通ってしまったのは大目に見れるが、同型不在でスンナリハナに立てた展開のアヤと、他馬に絡まれずに楽に逃げられたのが好走要因なため、高評価は出来ない。

都大路S(L) 5/14 中京芝2000m(やや重)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより1秒以上早いタイムが出る高速馬場

■直線のコース取りの傾向
フラット

■枠順傾向
フラット

■脚質傾向
展開次第

求められた能力:

  • クラス水準タイムより1秒以上早い高速馬場
  • レース平均上がり3ハロンが34秒台後半という馬力がやや要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

ソフトフルート

 スタートはあまり良くなかったが、鞍上に促されて先行集団に取り付く。

 道中はスムーズに追走すると、4コーナー終いで鞍上が手綱を動かす。

 直線ではインコースで渋とく脚を伸ばし、4着に好走。

 スローペースな流れには恵まれたが、直線で両脇の馬に揉まれながらも最後まで脚を伸ばした点は少し評価出来る

テレ玉杯(2勝クラス) 5/15 東京芝1800m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより1秒以上早い高速馬場

■直線のコース取りの傾向
馬場の2分所から外が有利

■枠順傾向
フラット

■脚質傾向
展開次第

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く走れる基礎スピード
  • レース平均上がり3ハロンが34秒台前半という瞬発力が要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

トウシンモンブラン

 7枠から五分のスタートを切ると出たなりに好位6番手辺りに取り付く。

 道中は折り合ってレースを運ぶと、4コーナー終いから鞍上のゴーサインが出てスパートを開始。

 直線では馬場の2,3分所からジワジワ脚を伸ばし、ノワールドゥジェとの追い比べを制して勝利した。

 スローペースを味方に付けた勝利のため、特に評価点はない。

シドニーT(3勝クラス) 5/21 中京芝2000m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより1秒以上早い高速馬場

■直線のコース取りの傾向
フラット

■枠順傾向
フラット

■脚質傾向
逃げ、先行がやや有利

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く走れる基礎スピード
  • レース平均上がり3ハロンが34秒台前半~34秒台後半という、馬力がやや要る展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

ヴェルトハイム

 8枠から五分のスタートを切ると、出たなりに中団の位置を得る。

 4コーナー終いから追われると、直線では馬場の3分所辺りから差し脚を伸ばして4着に入線。

 逃げ、先行有利な展開を味方に出来なかったのが敗因だが、直線で坂を上り切った辺りで若干脚色が鈍ったのはいただけない。

ステイブルアスク

 五分のスタートを切って鞍上に促されたが、ダッシュが付かずに後方からのレースとなる。

 道中は後方でジッと控えると、直線では馬場の3,4分所から追い込んで5着に入線。

 逃げ、先行有利な展開を味方に出来なかったのが敗因だが、終いは脚を余していたため、差し馬有利な条件で見直したい。

コメント