そろそろ当てたい!穴馬狙いの競馬予想に鉄板な本を3冊紹介!

オススメ

※作成日時:2021/02/25

 突然ですが、皆様は競馬に勝てていますか?

 私はというと、一生懸命組み立てた予想がゴール板を駆け抜ける馬群に踏みにじられる週末が続いています……。

 そして、一発逆転を狙って3連系の馬券を中心に購入するも一向に的中の気配が無く、そろそろ発狂してしまいそうな状態にあります……。

 でも、「このままJRAにやられっぱなしでいてたまるか!」と思って競馬本を読み漁った所、懲りずに穴馬を狙うために使えそうな本を3冊見つけました。

 そこで、本記事では「打倒!JRAを掲げる勇者達」へ次のようなお悩みを持つ方の悩みを解決します

競馬ファンAさん
競馬ファンAさん

予想が当たらなくて負けが込んできたな……。

そうだ、競馬の本を読んで勉強しよう

競馬ファンBさん
競馬ファンBさん

競馬予想の本やブログ記事は一杯あるけど、どれを参考にすればいいのか分からないな……

競馬ファンCさん
競馬ファンCさん

競馬の本?自分が知りたい情報が載ってないかもしれない、読んでもお金の無駄じゃないのか

この記事で分かること

  1. 筆者が実際に読んでみて、穴馬を狙うのに使えると思った本を3冊紹介します!
  2. 「1」で紹介した本のメリットデメリットをざっくり紹介します

筆者の自己紹介

  • 筆者名

ロールス

  • 趣味

競馬、麻雀、読書、TVゲーム

  • 競馬歴

15年2ヵ月(2023年5月現在)

  • ブログ開設のきっかけ

 日頃から、自分が狙っている穴馬の情報を探すためにネット検索してて、「穴馬の情報が意外とないのが不便だな」って思ってました。

 そのため、「自分が穴馬情報の発信源になって、穴から勝負する人の背中を押そう」と思い立ってブログを始めました!

  • 予想スタイル

 生き物の観察が好きなので、各馬の調教ステップレースの内容土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好みです。

 一方、「過去~年の好走例」といったデータは見ても意味がないんでスルーします。

  • 今年の目標

 馬券の買い方がゴミのように下手なせいで何度も万馬券をゲットし損なっているので、馬券の買い方を上手くなって万馬券を獲ります。

  • 2022年度の主な指名穴馬

ナムラクレア(桜花賞 6人気) ※『桜花賞の出走各馬の前走まとめ』の記事にて紹介

ガロアクリーク(エプソムカップ 8人気) ※『エプソムカップの出走各馬の前走まとめ』の記事にて紹介

ジャンダルム(スプリンターズS 8人気) ※『スプリンターズSの出走各馬の前走まとめ』の記事にて紹介

  • 2021年度の主な指名穴馬

ラストドラフト(AJCC 6人気)

カテドラル(東京新聞杯 12人気) ※『東京新聞杯の出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介

ギベオン(金鯱賞 10人気) ※『金鯱賞の出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介

スーパーフェザー(小倉記念 8人気) ※『小倉記念の出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介

エイシンヒテン(ローズS 12人気) ※『ローズSの出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介

 更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!

穴馬を当てるために必要な力

 穴馬を当てるには、「気づく力」と「どこまで行っても自分を信じる力」が必要です。

1.気づく力が必要な理由

 まず、気づくが必要な理由ですが、それは競馬が「いかに少数派になるか」を求められるゲームだからです

 当たり前ですが、みんなが買う人気の馬は当然配当が低いです。

 そのため、高配当を狙うためには低い配当にたくさんお金を賭けるか、高配当狙いで穴馬に賭けるかのどちらかになります。

 前者はたくさんのお金が必要なため、多くの人が後者の穴馬狙いを選択するでしょう。

 ですが、自分が狙っている穴馬を皆が狙いだすと、今度はその穴馬が人気になってしまい、配当が低くなってしまいます。

 したがって、高配当を狙うならなるべく少数の人にしか選ばれない馬を見つけて賭ける必要があるのです。

 そして、あまり人に見向きされない馬に賭けるためには、みんなが気づけない変化――競走馬がいつもと違うことをしているかを見つけられるかにかかっています。

 例を挙げたら、「調教でいつも走っているコースとは別のコースで走った」だったり、「前走では付けていないブリンカーを付けてきた」といったことが、よく見る「いつもと違うこと」です。

 そして、いつもと違うポイントを見つけたら、その違う理由を調べることで人気の無い馬を馬券に入れるかを判断することが出来るようになります。

 これこそが「気づく力」であり、穴馬を当てるために必要な力の1つなのです

 ちなみに、最近職場の女の子の髪型がいつもと違うのに気づいて声を掛けたら、真顔で「気のせいです」と返されたので、私も気づく力をもっと付けようと思います。

2.どこまで行っても自分を信じる力が必要な理由

 次に、どこまで行っても自分を信じる力が必要な理由ですが、正解の穴馬を見つけてもその穴馬を買わなければ馬券が的中しないからです。

 穴馬を買うには、勇気が必要です。

何故なら、「穴馬を買う=人がしないような行動をする」わけですからね。

 ですが、そんなみなさんの決意を邪魔してくる者がいます。

 多数派と違う意見を持つことで生まれる「不安」と「疎外感」です

 この邪魔者の恐ろしい所は、「様々な形で人をそそのかし、儲けを台無しにする」所です。

 そのため、みなさんは苦労して見つけた穴馬をこの邪魔者から守らなければなりません。

 そこで必要なのが「どこまで行っても自分を信じる力」なのですが、この力は初期ステータスではひのきの棒すら装備していない軟弱者なので、「根拠」という装備品で強くする必要があります

 そして、いくつもの根拠で武装することで、どこまで行っても自分を信じる力は「不安」と「疎外感」という邪魔者を蹴散らし、みなさんに馬券的中というハッピーエンドをもたらすでしょう。

穴馬を当てるために必要な力のまとめ

 さっきのRPGのくだりを用いてざっくりまとめると、

  • 気づく力=どこまで行っても自分を信じる力の装備品を探し出す力
  • どこまで行っても自分を信じる力=儲けを台無しにする邪魔者を倒し、高配当を得る力

ということになります。

 では、装備品となる「穴馬を買う根拠」はどうやったら見つけられるのでしょうか。

 答えは、しっかりと馬を見ることで穴馬を買う根拠を見つけられます

 ですが、しっかりと馬を見るためには馬の見方を知らなければなりません

 そこで、まずはみなさんが本を読んだ後のイメージを抱いてもらえるように、本記事でオススメしている本を読んだらどうなったかを次の項目でざっくり説明します!

(※「さっさと本を紹介せい!」って人は「穴馬狙いにオススメな3冊の本とは」の項目まで飛んでください!)

本記事でオススメの本を読むとどうなるか

①競走馬を見る目が養えたおかげで予想の精度が上がった

 具体的には、競走馬を取捨するポイントが増えることでより強固な買い材料、または消し材料を見つけることが出来るようになります

 例えば、私はデアリングタクトが3冠を達成した秋華賞で、本で得た知識を元に人気のリアアメリアやマルターズディオサらをバッサリ消し、10番人気のマジックキャッスルをデアリングタクトの対抗に推すことが出来ました

 予想を当てるためには、時には人気に逆らうことが必要なので、予想の精度アップはとても大切なことと言えます

②無駄な買い目が減り、馬券の出費が抑えられた

 次に、地味ながら年間約1万円以上の馬券代を抑えることが出来た事例を紹介します。

私は、かつては臆病な予想ばかりをしてました。

着外に飛びそうな可能性が高い人気馬がいても、「みんなが人気馬を推すから、不安だけど買っておくか……」と余計な馬券の購入ばかりしていました。

 今思えば、余計な馬券を買った理由は「人気馬が飛ぶ納得の理由を自分で見つけられなかったから」というのと、「みんな買うからという不安に負けたから」だと思います。

 でも、本を読んでちゃんと知識が付くと、「来ない馬は来ない」と自分なりの理論を組み立てられるようになり、無駄な買い目を減らすことが出来ました。

 また、「何となくでレースを勝負」も無くなりました。

出走馬がよく分からない馬ばかりだとちゃんと予想を立てられず負けやすいという事に気づけたおかげで、けん」を覚えられたのが大きかったからです

 「馬券代を抑える=損を回避する」ということなので、本を読んで十分元が取れたと考えます

穴馬狙いにオススメな3冊の本とは

 それでは、いよいよオススメの本を3冊紹介しますね!

どれも使える本なので、予想の際に手元に置いておくととても便利ですよ

①競馬記者では絶対に書けない 騎手の取扱説明書

この本の特徴

 C.ルメール騎手や福永祐一騎手等、JRAで活躍する騎手の特徴が書かれています

この本のメリット
  1. 騎手毎の大まかなキャラクターが分かる

 対象騎手の取る戦法や、馬場や競馬場、産駒との相性などの騎手の特徴が騎手1人につき最大2ページにまとめられています。

 そのため、競馬予想の際にこの本を参考にすることで、各騎手が取りそうな戦法が予測出来、出走馬の道中の位置取りや直線での進路を考えるのに役立ちます

  1. 騎手毎の狙うべきポイントが分かる

 例えば、「福永騎手はマイル戦に強い」という風に強みが書いてあるかと思えば、「ルメール騎手は前走で逃げ、あるいはそれに近い競馬で勝利した馬に騎乗した時は以外と期待値が低い」といった弱みも書いています。

 なので、騎手毎に狙いのタイミングや、逆に嫌うタイミングを知るのにも役に立ちます

  1. 「騎手別特性早見表」が便利

 巻末に掲載されている「騎手別特性早見表」では、2019年度リーディング上位50人の大まかな傾向が分かります。

 具体的には、上位50人の「インにこだわるか」や「先行志向が強く前に行く」等の項目を知ることが出来ます。

 そのため、リーディング上位の騎手が顔を揃えやすいG1レースでの予想に特に役に立ちます

この本のデメリット
  1. 短期免許取得の外国人騎手についての情報が少ない

 R.ムーア騎手やC.スミヨン騎手等、今や当たり前となっている短期免許取得の外国人騎手については、ルメール騎手や武豊騎手のように2ページにわたって説明がされておらず、最後の方のページで今後来日がありそうな騎手数人について軽く触れられているだけです

 そのため、今後来日しうる短期免許取得の外国人騎手の特徴については、過去レースを見て研究していくのが吉でしょう

  1. 各レースや競馬場毎のデータを知るのには不向き

 この本は巻末の方に芝、ダートといった馬場やディープインパクト産駒限定の勝利数(いずれも、2017~2019年の3年間)等のデータは載っていますが、各競馬場や馬場、重賞レースでのデータは載っていません

 そのため、各競馬場や馬場、重賞レースでの騎手傾向が知りたい方は、別の本やサイトを利用しましょう


②増補改訂版 競馬に強くなる調教欄の取扱説明書

この本の特徴

 調教を行う理由や各調教コースの特徴等の、調教にまつわることが書いてあります

この本のメリット
  1. 調教の入門書にピッタリ

 先程述べた調教を行う理由や各調教コースの特徴の他に、レース間隔による調教の適正な本数や単走追いと併せ馬の特徴と効果、さらには調教時計の見方といった、調教予想をするにあたって見るべきポイントがギッシリと詰まっています

 そのため、これから調教予想を始めたいという方へ、是非オススメしたい1冊だと考えます

  1. 調教による激走・凡走サインも分かる

 本書の後半には、「1番人気の調子の見極め」や「休み明けにおける調教の見方」等の調教から分かる激走・凡走のサインが実際の調教時計を元に紹介されています

 そのため、単に調教予想の基礎としてだけではなく、応用としても使用出来る便利な本だと言えます

この本のデメリット
  1. 各厩舎ごとの調整傾向を知るのには不向き

 本書ではメリット②で紹介した調教による激走・凡走サインの一例として一部の厩舎の調整が出てくることがありますが、各厩舎毎の勝負仕上げの特徴等の調整傾向を知ることが出来ません

 そのため、各厩舎の調整傾向を知りたければ本書ではなく、別の本を探した方が良いでしょう

  1. 昨今流行りの外厩仕上げについては詳しく書かれていない

 外厩仕上げといえば近年次第にメジャーになりつつある調整のことですが、本書の出版年が2016年という事もあり、残念ながらあまり詳しくは語られていません。

 そのため、外厩について知りたければ他の情報元を当たった方が良いでしょう


③そうだったのか! 今までの見方が180度変わる 知られざる競馬の仕組み

この本の特徴

 サラブレッドの身体の各部位や疾患、パドックでの馬体の見方等が書かれています。

この本のメリット
  1. 馬体の見方を知るにはうってつけ

  サラブレッドの良い毛づやや冬毛、さらには良い腹回りや発汗といったパドックでチェックすべきポイントが写真付きで掲載されています

 また、蟻洞ぎどうやソエ、下痢といったサラブレッドの各疾患も写真付きで紹介されている上に、馬場適性や距離適性の測り方も蹄の形状や馬体の写真と共に掲載されているので、馬体の見方を知るにはうってつけの教材だと言えます

  1. 馬具の情報も知ることが出来る

 裂蹄防止テープや新エクイロックス(接着装蹄)、蹄鉄といった代物から、ハミやメンコ、ブリンカー、さらにはドゥラメンテが装着したことで有名なクロスノーズバンド等、各種の馬具の名称や特徴も掲載されています。

 そのため、この本はサラブレッドの装着する馬具に対する取っ掛かりとしてきっと役に立つでしょう

  1. 返し馬の見方も掲載されている

 サラブレッドの返し馬の特徴も見るべきチェック項目に加え、「芝・ダート別」、「出走距離別」、「馬場別」、そして「騎手別」の4項目が馬の写真と共に各2ページにわたって説明されています

 したがって、返し馬の見聞を深めるのにも使える本です

この本のデメリット
  1. 各厩舎毎の馬具の使用頻度を知るには不向き

 様々な馬具が紹介されているものの、各厩舎毎における馬具の使用頻度や傾向は残念ながら一部の使用例の紹介に留まるだけでした。

 そのため、各厩舎の馬具の使用意図は、競馬新聞に掲載されている厩舎コメント等で推し量るのが良さそうです

  1. あくまで「浅く広く」の情報源と割り切ろう

 先に述べておきますが、この本は紛れもない良書であり、決して本の品質を落とそうとしている訳ではありません

 ただ、パドックでの馬体の見方にせよ、馬具や返し馬の特徴にせよ、各要素のみの掲載にフォーカスした書物に比べると、どうしても情報の少なさが目立ってしまいました。

 そのため、パドックでの馬体の見方や馬具や返し馬の特徴についての概要を掴むのに使用し、各項目についてもっとよく知りたくなったら、それぞれの項目の説明に特化した情報源を利用するのが良いでしょう


オススメ本のまとめ

 最後に、各本で分かる情報をざっと書いておきますね!

今こそ、これらの本を読んで新たな知識を取り入れ、穴馬券を獲りましょう!

①競馬記者では絶対に書けない 騎手の取扱説明書

  • 分かる情報

騎手の大まかなキャラクター


②増補改訂版 競馬に強くなる調教欄の取扱説明書

  • 分かる情報

調教の見方


③そうだったのか! 今までの見方が180度変わる 知られざる競馬の仕組み

  • 分かる情報

サラブレッドの身体と馬具の情報、パドックと返し馬の見方


 以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。

 これらの本が、皆様の予想の一助になりますように!

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