【2021/10/27 追記した情報について】
※日本ダービーへシャフリヤールとエフフォーリア、神戸新聞杯へシャフリヤールの情報を追加しました。
春のクラシックホース不在に加え、阪神芝3000mでの開催という未知の要素が加わるため、今年の菊花賞は例年以上に難解なレースとなっている。
そのため、どの馬を買うべきか狙いが定まらずにお困りの方が多いのではないだろうか。
そこで、今回は「菊花賞での穴馬をお探しの方」や「菊花賞の各ステップレースをざっくり見直したい方」、「いちいち各ステップレースを見直すのがメンドイ方」向けに、前半では出走各馬のステップレースをざっくりまとめ、後半では巻き返しに期待がかかる穴馬をピックアップすることで、予想作業の手間を省くことが目的の記事を作成した。
この記事が何らかの形で参考になれば幸いである。
- この記事で分かること
- 筆者の自己紹介
- 各ステップレースのまとめ
- 巻き返しに期待がかかる1頭
- 合わせて読みたい記事
この記事で分かること
- 各ステップレースで発生したトラックバイアスと求められた能力が分かる
- ステップレースにおける各馬の好走・凡走要因が分かる
- 巻き返しに期待がかかる1頭が分かる
筆者の自己紹介
筆者の自己紹介
- 筆者名
ロールス
- 趣味
競馬、麻雀、読書
- 競馬歴
14年0ヵ月(2022年3月現在)
- 予想スタイル
水族館や動物園で生き物をじっくり観察するのが楽しみの1つ。
最近は、YouTubeで『ナショナルジオグラフィックTV』の動物動画を見るのがマイブーム。
そんな性質から、各馬の調教とステップレースの内容、土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好み。
- 2021年度の主な指名穴馬
ラストドラフト(AJCC 6人気)
カテドラル(東京新聞杯 12人気) ※『東京新聞杯の出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介
ギベオン(金鯱賞 10人気) ※『金鯱賞の出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介
スーパーフェザー(小倉記念 8人気) ※『小倉記念の出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介
エイシンヒテン(ローズS 12人気) ※『ローズSの出走全馬の前走まとめ』の記事にて紹介
- 2020年度の主な指名穴馬
ソーグリッタリング(エプソムカップ 5人気)
キセキ(宝塚記念 6人気)
ディメンシオン(キーンランドC 9人気)
マジックキャッスル(秋華賞 10人気)
更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!
各ステップレースのまとめ
日本ダービー(G1) 5/30 東京芝2400m(良)
出走各馬のレース内容
シャフリヤール(ジャパンカップへ参戦予定)
まずまずのスタートでゲートを出ると、出たなりに中団10番手辺りの馬群に潜り込む。
向こう正面序盤では行きたがる素振りを見せていたが、福永騎手に宥められるとしっかりと折り合った。
直線では残り300m地点からムチを入れられると馬場の3,4分所から鋭い末脚を繰り出し、エフフォーリアをハナ差下して優勝した。
馬場傾向には恵まれたが、ムチを入れられた際の反応がとても早かった点は評価出来る。
エフフォーリア(天皇賞秋へ参戦予定)
1枠1番から好スタートを切ると鞍上に軽く促されながら先団インコースのポジションを確保した。
各馬の出入りが激しくなった3コーナーではインコースでジッと脚を溜めると、直線では馬場の3,4分所へと導かれて脚を伸ばし、残り300m辺りで早くも先頭に躍り出た。
しかし、後方から脚を伸ばしたシャフリャールにハナ差で先着され、惜しい2着に終わった。
インコースが荒れて外枠有利な展開を覆した地力の高さもさることながら、道中はリズム重視で脚を溜めて直線で爆発させた横山武史騎手の騎乗は完璧なものだった。
それにも関わらずハナ差で敗れたのはレースのアヤとしか言えず、エフフォーリアのレースぶりは高く評価出来る。
ステラヴェローチェ
スタートは悪くなかったが、好位、中団ポジションは取りに行かずに後方で脚を溜める。
直線では馬場の4,5分所から脚を伸ばし、3着に好走。
馬場傾向が味方した上に末脚に一瞬の切れ味はあまりないが、長く脚を使えた点は少し評価出来る。
タイトルホルダー
7枠14番から好スタートを切ると出たなりにハナに立とうとしたが、外から逃げを打とうとするバスラットレオンを見ると、控えてインコースの先行2,3番手に収まる。
3コーナー辺りから各馬の出入りが激しくなった際もインコースでジッと脚を溜めると直線では馬場の2分所から脚を伸ばしたが、馬場の外から伸びてきた馬達に敗れて6着に終わった。
敗因はハナに立って主導権を握れなかったことと、差し馬有利な馬場だったこと、瞬発力のある脚を長く使わねばならない展開だったこと、そして直線で伸びにくいインコースに進路を取ったことなので、この凡走は大目に見ることが出来る。
グラティアス
まずまずのスタートを切ると出たなりに好位6番手辺りに付けたが、2コーナー終わりから若干かかり気味に先行2番手に躍り出る。
3コーナー辺りから各馬の出入りが激しくなった際も先行2番手の位置をキープして直線に臨んだが、馬場の外から伸びてきた馬達に屈して8着に敗北した。
敗因は差し馬有利な馬場だったこと、瞬発力のある脚を長く使わねばならない展開だったこと、そして直線で伸びにくいインコースに進路を取ったことなので、この敗北は大目に見ることが出来る。
レッドジェネシス
平凡なスタートだった上に二の脚が遅かったので、馬群からポツンと離れた殿からのレースとなる。
直線では芝が傷んだインコースから追い込んだが、上位に食い込めずに11着に敗北。
道中での位置取りが後ろ過ぎたのと、殿から追い込むには瞬発力が足りなかったのが敗因だ。
ヴィクティファルス
1枠2番からまずまずのスタートを切ると、内枠発走を利して先行策を敢行。
道中は先行4番手辺りで立ち回ったが、3コーナー辺りから各馬の出入りが激しくなると手応えが怪しくなる。
直線では馬場の3分所辺りから粘り込みを図ったが、残り300m辺りでガス欠を起こしてしまい、14着に大敗した。
先行策が裏目に出たのが敗因だ。
ディープモンスター
3枠5番から五分のスタートを決めたが、武騎手は先団グループには取り付かずに馬のリズム重視で後方からの競馬を選んだ。
向こう正面序盤は馬群後方のインコースで脚を溜めたが、残り1200mのハロン棒手前では1頭だけ馬群から離れた外へと進路を変え、3コーナーで捲りを仕掛けた。
しかし、直線入りした直後にガス欠を起こして早々に脱落。
スタミナと瞬発力不足で捲りが不発に終わったのが敗因だ。
ラジオNIKKEI賞(G3) 7/4 福島芝1800m(やや重)
出走各馬のレース内容
ヴァイスメテオール
1枠2番から五分の発馬でゲートを出ると、出たなりに中団8,9番手辺りのインコースを確保する。
そのまま道中ではインの馬込みでジッと脚を溜めると、4コーナーでは外へ進路を変えながらゴーサインに応じて加速を開始した。
すると、直線では1頭だけ違う脚色で抜け出して圧勝。
ハンデ54kgとインコースでジッと脚を溜められた展開には恵まれたが、先行有利な展開で差して勝利した点は少し評価出来る。
ワールドリバイバル
まずまずのスタートを切ると、出たなりに逃げ馬の直後に付ける。
道中は津村騎手に宥められながら先行策を取ると、直線ではラチ沿いで粘り込んで2着に好走。
前有利な馬場傾向と展開、53kgのハンデに恵まれた好走なので、特に評価なし。
アサマノイタズラ
五分のスタートを決めたが先団グループには取り付かずに後方で脚を溜める。
3コーナーで各馬のスパートが始まった時は後方で動かずに待機すると、直線では馬場の3分所から末脚を伸ばそうとした。
しかし、末脚は不発に終わり、12着に大敗。
トップハンデと追い込み不利な展開が敗因だ。
ロードトゥフェイム
ゲートが開くと煽ってしまい、致命的な出遅れになってしまう。
向こう正面半ばから3コーナーでは馬群外から徐々にスパートを始め、直線では馬場の4,5分所から追い込もうとしたが、上位入線は叶わずに16着に終わった。
スタートで出遅れたことが敗因なので、このレースは度外視可能だ。
柳川特別(2勝クラス) 8/14 小倉芝2000m(不良)
出走各馬のレース内容
アリーヴォ
内枠から平凡なスタートを切ると、出たなりに後方4番手辺りに付ける。
道中は中団で折り合うと3,4コーナーでは馬なりのまま前から4番手付近までポジションをあけ、直線では馬場の2分所からジワジワ伸びてラストヌードルと1着同着となった。
馬場傾向通りの好走だったが、捲り気味のレースで好走したスタミナと不良馬場で脚を伸ばし続けた根性に関しては少し評価出来る。
札幌日刊S杯(2勝クラス) 8/21 札幌芝2600m(良)
出走各馬のレース内容
エアサージュ
五分のスタートでゲートを出ると、かかり気味にハナに立つ。
道中は緩いマークで楽な逃げを打つと、直線はラチ沿いで粘り込んで辛勝。
マイペースで運べたのが勝因だが、逃げ、先行馬で唯一好走した点は少し評価出来る。
木曽川特別(2勝クラス) 9/19 中京芝2200m(良)
出走各馬のレース内容
ディヴァインラヴ
五分のスタートを切ると、出たなりに前から4番目辺りの位置で脚を溜める。
直線では馬場の2分所からスパートを開始すると、残り200m付近で右ムチを打たれてインコースによれる。
その後、脚がアガりながらもマカオンドールの追撃を1/2馬身凌いで勝利した。
一見すれば3着以下に3馬身差を付けた快勝だが、今回の勝因は少頭数で前目の位置を取れたおかげで後続の追撃を凌げたことにある。
そのため、菊花賞でも先団ポジションを得ることが出来るかどうかは、ディヴァインラヴ取捨の大きなポイントになるだろう。
また、終いも脚がアガっていることから、芝3000mへの距離延長が歓迎とは思えない。
セントライト記念(G2) 9/20 中山芝2200m(良)
出走各馬のレース内容
アサマノイタズラ
スタートは悪くなかったが、鞍上の田辺騎手は前目のポジション確保に動かずに後方待機策を選択。
向こう正面では前を行く大馬群から離れた位置で脚を溜めると、3コーナー手前から徐々に進出を開始。
その勢いのままに直線の馬場の3分所へ出されて追われると抜群の反応で加速し、ソーヴァリアントをクビ差捉えて勝利した。
序盤でポジションを取りに行かずに後方待機して自分の競馬に徹した鞍上の好騎乗による勝利なので、高評価は出来ない。
オーソクレース
まずまずのスタートを切ると、先団グループ目掛けて二の脚を加速させる他馬を見送る形で好位6,7番手辺りに付ける。
道中はしっかり折り合って脚を溜めると、3コーナー中間辺りからルメール騎手に追われながらスパートを開始。
3コーナーでの勢いを保ったまま直線馬場の2分所になだれ込むと長く脚を使って3着に好走。
差し有利な展開は味方したが、長期休養明けの上に3コーナーから追い通しで長く脚を使った割にはゴール前で余力を残しており、休養明け緒戦としては及第点だ。
ヴィクティファルス
並のスタートだったが、内枠発走を利して中団10番手辺りに付ける。
道中はタイムトゥヘヴンと並走するような格好でジッと脚を溜めると、直線では馬場の2分所を突いた。
しかし、進路上に他の馬がいたため満足に追えず、残り200m辺りからようやく強目に追われるもすでにレースの大勢は決しており、5着入線に終わった。
直線で進路が開かなかったせいでまともに追えなかった不利を受けているため、この敗北は大目に見ることが出来る。
グラティアス
8枠13番からまずまずのスタートで発走すると、二の脚を使って馬群外の先団グループに取り付いた。
3コーナーからやや強目に追われて馬群外からスパートを始めると、4コーナー終い辺りから一杯に追われて最後の直線に賭けた。
しかし、外から脚を伸ばした後続馬達にかわされて先行策は実らずに9着に終わった。
差し馬有利な比較的淀みないペースが向かなかったのが敗因だ。
ワールドリバイバル
8枠14番から平凡なスタートを切ると二の脚でジワジワポジションを上げ、2コーナー地点でハナに立つ。
しかし、3コーナーで後続の先行馬達がスパートを始めると手応えが怪しくなり始め、4コーナー地点で早くも末脚比べから脱落気味の脚色になる。
直線ではラチ沿いで抵抗したが、残り200m付近で馬群に沈み、敗北を喫した。
芝2200mの比較的淀みないペースでのレースが向かなかったのが敗因だ。
タイトルホルダー
5枠7番から好スタートを切ってから横山武史騎手が仕掛けると、すぐさま二の脚を加速させて楽に先行2番手を確保した。
2コーナー地点でノースブリッジをかわした所と外からルペルカーリアにかわされた所で行きたがる仕草を見せたが、横山騎手に宥められてインの先行集団で末脚を溜める。
続く3コーナーで外から他の先行馬がスパートを開始した頃にも引き続きインコースでジッと脚を溜めると余力を十分に残して直線に臨んだ。
だが、直線ではルペルカーリアとグラティアスの間から抜け出す機をうかがっていると、外からグラティアスに寄られたせいで煽りを受けてインコースに押し込められ、進路を失ってしまう。
その結果、最後まで追えずじまいで13着に大敗してしまった。
直線で進路が開かなかったのが敗因なので、このレースは度外視可能だ。
九十九里特別(2勝クラス) 9/25 中山芝2500m(良)
出走各馬のレース内容
ロードトゥフェイム
発馬では若干後手を踏んだが、二の脚の加速と少頭数による緩い先行争いのおかげで先行4番手辺りのインコースに潜り込む。
道中では大逃げを打つ2騎から離れた3番手で実質逃げのヴァイザーの後ろで脚を溜めると、直線では馬場の2分所辺りから末脚を伸ばして優勝。
馬場傾向通りの好走につき、特に評価なし。
神戸新聞杯(G2) 9/26 中京芝2200m(不良)
出走各馬のレース内容
ステラヴェローチェ
平凡なスタートで後方から3番手で脚を溜める。
直線では馬場の3分所から末脚を伸ばすと、内から伸びてきたレッドジェネシスを下して勝利した。
渋った馬場が向いたものの、ゴール前で余力を残して勝利した点は少し評価出来る。
レッドジェネシス
平凡なスタートで後方2番手で待機策を取る。
直線では馬場の2分所から末脚を伸ばして2着に好走。
ステラヴェローチェと同じく渋った馬場が向いたものの、レッドジェネシスは力を出し切った好走につき、道悪での競馬においてはステラヴェローチェよりは劣る内容だ。
モンテディオ
まずまずのスタートを切ると外からハナを主張するテイエムタツマキを前に行かせ、自身は先行2番手でキッチリ折り合ってレースを進める。
直線では馬場の3,4分所から粘り込んだが、上位2頭に屈して3着に終わった。
上位2頭とは道悪巧拙の差が出たのが敗因だ。
シャフリヤール(ジャパンカップへ参戦予定)
五分のスタートでゲートを出ると、1周目のホームストレッチで徐々に加速して好位5番手辺りに付ける。
バックストレッチ序盤ではやや行きたがるのを鞍上に宥められて末脚を溜めると、直線では馬場の4分所辺りから末脚を伸ばそうとしたが、思うように伸びきれず、4着に敗北した。
終始走り辛そうにしていたことから、渋った馬場が苦手だったのが敗因なので、このレースは度外視可能だ。
セファーラジエル
スタートは悪くなかったが、鞍上が抑えて最後方からの競馬になる。
だが、4コーナーから手応えが怪しくなり、鞍上にムチを入れながら追われ出すが、結局末脚は不発に終わってしまう。
馬力勝負が不得手なのと少し距離が長かったのが敗因だ。
浜名湖特別(2勝クラス) 10/3 中京芝2000m(良)
出走各馬のレース内容
ノースザワールド
平凡なスタートで出走すると殿でレースを進める。
3,4コーナーでラチ沿いを通ってポジションを上げると、直線でもインから脚を伸ばして逃げるジャックドールに追いすがったが、結局これを捕らえきれずに3馬身差の2着に完敗した。
終始インを立ち回ってロス無く競馬をした割には案外な内容で、特に評価点はない。
三田特別(2勝クラス) 10/10 阪神芝2200m(良)
出走各馬のレース内容
ヴェローチェオロ
平凡なスタートで殿付近からのレースになるが、3コーナー出前から一気に前から4番手辺りまでポジションを上げる。
直線でゴーサインが出ると馬場の2分所からジワジワ脚を伸ばして完勝。
馬場傾向を味方に付けたが、捲って勝利した持久力は少し評価出来る。
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