【宝塚記念2021】5分で分かる!出走全馬の前走のまとめ

ステップレース

各ステップレースのまとめ

クイーンエリザベス2世カップ(G1) 4/25 シャティン芝2000m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイム並

■直線のコース取りの傾向
馬場の2分所がやや有利

■枠順傾向
フラット

■脚質傾向
追い込み不利

求められた能力:

  • 先行力
  • クラス水準タイム並のタイムで走れる基礎スピード
  • 直線で発揮出来るメンバー上位の決め手

出走各馬のレース内容

キセキ

 平凡なスタートな上に行き脚が遅く、後ろから2、3頭目の位置取りになる。

 また、バックストレッチでは折り合いを欠いて若干行きたがり、鞍上に手綱を引かれてなだめられていた

 直線では馬場の2分所辺りから追い込むが、勝ったラヴズオンリーユーから0.4秒差の4着に終わった。

 スローペースの瞬発力勝負で後れを取った印象なので、このレースは度外視可能だ

キセキのプチ推しポイント

 2年連続で2着に好走しているものの、いずれも道中は締まったペースを追走し、4角で前から1、2番手に付けて粘り込むパターンのものだ。

 そのため、ペースがやや落ち着きそうな今回はむしろ行きたがって折り合いを欠いてしまわぬかが心配だ

 したがって、今回は軽視の方向で馬券を組み立てていくつもりだ。

天皇賞春(G1) 5/2 阪神芝3200m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより1秒以上早い高速馬場

■直線のコース取りの傾向
フラット

■枠順傾向
フラット

■脚質傾向
4角で後方10番手以下の馬は不利

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く走れる基礎スピード
  • 先行力
  • 長く脚を使える持続力
  • レース平均上がり3ハロンが37秒台のタフな展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

カレンブーケドール

 内枠からまずまずのスタートを切ると出たなりに先団ポジションに付ける。

 2周目の3コーナーで押っ付けられるとジワジワと加速を始め、直線で粘り込みに備える。

 直線では馬場の2分所で脚がアガリながらもアリストテレスの追撃をアタマ差で退け、3着に好走した。

 馬場傾向通りの好走だったが、カレンブーケドールにとって阪神芝3200mは少し距離が長いようだ

カレンブーケドールのプチ推しポイント

 芝2200mは2戦2着2回とカレンブーケドールの好走レンジの距離であるが、今回はキャリア初の2戦連続関西遠征による疲労がどのくらいあるかがポイントだ

 そのため、「追い切りの負荷が前走からどれくらい弱まったか」や、「輸送後の気配」、「馬体増減」は特に気を使って判断していきたい。 

アリストテレス

 内枠からまずまずのスタートを切ると出たなりにカレンブーケドールの直後に付ける。

 2周目の3コーナーで押っ付けられるとディープボンドを追うように馬群の外からジワジワと加速を始める。

 直線では馬場の3、4分所からジワジワと加速するが、カレンブーケドールにアタマ差まで迫った所でゴール板を通過した。

 馬場傾向は向いたが、カレンブーケドールに先着を許したのは道中の位置取りが若干後ろだったのと、直線で余計に外を回してしまった差なので条件次第では逆転が叶いそうだ

アリストテレスのプチ推しポイント

 前走の追い切りは1週前・最終追い切りともにCWコースで行われたが、今回は1週前はCWコース、最終追い切りは坂路コースに切り替えてきた。

 最終追い切りでCW→坂路に切り替えてきたのは、去年キセキが2着に好走した角居厩舎の追い切りパターンと似ている

 アリストテレスは上位人気なのであえて小見出しで紹介しないが、今回の追い切りパターン変更が「馬の疲労による変更」でなければ巻き返しに期待が持てる1番の存在だと言える

メロディーレーン

 平凡なスタートで後方ポジションに付ける。

 道中は後方でジッと脚を溜めると、2周目の4コーナーから叩き一杯に追われてスパートを開始。

 直線は馬場の3、4分所から追い込もうとしたが、ガス欠で伸びきれず、11着に敗北した。

 道中の位置取りが後ろ過ぎた上に、メロディーレーンにとって阪神芝3200mは少し距離が長かったようだ

シロニイ

 内枠からまずまずのスタートを切ると出たなりに先団ポジションに付ける。

 道中はインコースでリズム良く運べたものの、2周目の3コーナーでスタミナ切れを起こしてしまい早くも後退してしまい、ブービーに大敗。

 シロニイにとって、阪神芝3200mは少し距離が長かったようだ

目黒記念(G2) 5/30 東京芝2500m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
コースレコード級のタイムが出る超高速馬場

■直線のコース取りの傾向
馬場の3分所から外が有利

■枠順傾向
外枠有利

■脚質傾向
差し有利

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く脚れる基礎スピード
  • レース平均上がり3ハロンが33~34秒台前半の瞬発力が必要な展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

アドマイヤアルバ

 好スタートを切ると出たなりに先団のインコースを確保。

 バックストレッチではウインキートスから約6馬身離れた先行3番手で、実質逃げの役割を担う

 直線では道中で温存したスタミナのおかげで馬場の3分所辺りから粘り込みを図り、3着に激走。

 前半1000mの通過タイムが1.04.0の超ドスローな展開と軽ハンデに恵まれた好走のため特に評価すべき点はない。

ミスマンマミーア

 8枠15番から平凡なスタートで発走し、中団に控える。

 直線では馬場の4、5分所から追い込むが、前が止まらずに12着に敗北してしまう。

 先行勢にとって有利なドスローな展開に泣いたため、このレースは度外視可能だ

鳴尾記念(G3) 6/5 中京芝2000m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより1秒以上早い超高速馬場

■直線のコース取りの傾向
フラット

■枠順傾向
フラット

■脚質傾向
逃げ、先行有利

求められた能力:

  • 先行力
  • クラス水準タイムより早く脚れる基礎スピード
  • レース平均上がり3ハロンが33~34秒台前半の展開に耐えられる瞬発力

出走各馬のレース内容

ユニコーンライオン

 スタートからやや押っ付けてハナを主張。

 道中は絡んでくる馬がいなかったのでマイペースで進めると、直線では経済コースから末脚を伸ばして後続を引き離し、楽に逃げ切った。

 馬場傾向に恵まれた勝利につき、特に評価すべき点はない。

ワイプティアーズ

 4枠5番からまずまずのスタートを切るとインコースの先団3、4番手辺りに付ける。

 直線では経済コースから粘り込みを図るも、ゴール手前で脚がアガってしまい、5着に敗北。

 展開は向いたが、瞬発力勝負で後手を踏んでしまった印象だ

安田記念(G1) 6/6 東京芝1600m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより1秒以上早い超高速馬場

■直線のコース取りの傾向
馬場の3分所から外が有利

■枠順傾向
外枠有利

■脚質傾向
差し有利

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く脚れる基礎スピード
  • レース平均上がり3ハロンが33~34秒台前半という瞬発力が必要な展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

カデナ

 平凡なスタートで殿しんがり付近に収まる。

 直線では馬場の3分所からインコースへ切り込んで末脚を伸ばしたが、最後まで伸びきれず6着に終わる。

 ホームストレッチで芝が傷んだインコースを通ってしまったロスが無ければ、もう少し着順を上げられたかもしれない。

ジューンS(3勝クラス) 6/13 東京芝2400m(良)

当時の馬場傾向:

■当日芝の走破タイム傾向
クラス水準タイムより1秒以上早い超高速馬場

■直線のコース取りの傾向
馬場の3分所から外が有利

■枠順傾向
外枠有利

■脚質傾向
差し有利

求められた能力:

  • クラス水準タイムより早く脚れる基礎スピード
  • レース平均上がり3ハロンが33~34秒台前半の瞬発力が必要な展開で発揮出来る、上がり3位以内の末脚

出走各馬のレース内容

メロディーレーン

 6枠から平凡なスタートを切ると、後方ポジションのインコースに付ける。

 直線では馬場の3分所辺りに進路を取ったが、末脚を伸ばせずに最下位に敗れた。

 特に不利もなく見せ場の無い負けっぷりから、瞬発力が活きる馬場が向かないようだ

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