土曜日のメインであるジューンSでは3連単63万馬券が飛び出し、日曜日のエプソムカップの波乱決着を一層臭わせた。
今回は土曜日の馬場を振り返った後に道悪で浮上しそうな穴馬を紹介し、読者の方々の予想の一助になることを目指していく。
土曜日の馬場傾向
当初は逃げ・先行馬の好走が目立ったが、次第に差し・追い込み馬の好走が増え始める。
また、最内に進路を取る馬はあまりおらず、直線は馬場の良い所を求めて馬群がばらけているケースが散見された。
そして、好走枠順は外枠が馬券にやや多く絡んでいたが、大きな偏りはなかった。
以上を加味すると、エプソムカップの人気馬に騎乗する騎手心理としては「道中の消耗を避けるためにリズム重視で運び、末脚を活かす」ことに意識が働きそうだ。
そのため、さほど早いペースにはならないだろう。
注目の穴馬達
今回の穴馬の要件としては、以下の2点である。
- 道悪実績または上がり3~5Fで12秒台が続いたラップで実績がある馬
- 逃げそうな馬が殆どいないのと人気馬が差し馬ばかりのため、前残り予想で底力のある先行馬
- ソーグリッタリング
3走前のキャピタルSと14走前の錦Sで不良馬場との相性の良さは証明済み。また、前走の差し競馬で先行して2着に粘った底力も評価出来る。
さらに、キャピタルSではサトノアーサーを下した点も評価に値する。今回はサトノより斤量が1kg多いが、先行してポジション差を活かせれば再び先着するはずだ。
最内枠と騎手は微妙だが、実績が〇なので面白い1頭と考える。
- マイネルファンロン
前走はハイラップと道中で伸びにくいインで脚を溜めたのが祟って5着。それでもメンバーレベルとしては低くない中の着順なので、ある程度は評価出来る。
また、今回の方がペースが緩くなりそうなのはプラスだし、渋った馬場とタフな洋芝での実績もあるため、不良馬場も問題なくこなせそうだ。
さらに、南Wで行われた追い切りでは一杯に追われるとピッチ走法で力強く駆け上がり、体調の良さをアピールした。
以上から、大穴としては最も魅力的な1頭と考えた。
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まとめ
穴馬として面白い先行馬は、以下の2頭である。
- ソーグリッタリング
(ポイント)
- 重馬場実績〇
- 枠と騎手は微妙だが、前走の底力を評価
- マイネルファンロン
(ポイント)
- 重馬場実績はまずまず。前走の敗北はある程度評価可能
- ペース緩和はプラス。好調教で体調〇
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。皆様の予想の一助になりますように!
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