9月20日9時現在、単勝オッズは5頭の馬が10倍以内という混戦模様を呈している。
頼みの綱にと土曜日の馬場傾向を見ると、「高速馬場」と「2世代前までにディープインパクトを持つ馬が好走しまくっている」という事実にたどり着いたが、出走馬の11頭(父ブラックタイドのヤマニンプティパを含む)がディープの血を持っているため、ますます頭を抱える事態に直面した。
そこで、今回は「軸馬を探している人」や「穴馬を探している人」向けに、アブレイズを狙うべき理由3つを簡単に紹介して、馬券購入の一助になることを目指す。
筆者の自己紹介
- 筆者名
ロールス
- 趣味
競馬、麻雀、読書
- 予想スタイル
水族館や動物園で生き物をじっくり観察するのが楽しみの1つ。
そんな性質から、各馬の調教とステップレースの内容、土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好み。
- 2020年度の主な指名穴馬
ソーグリッタリング(エプソムカップ 5人気)
キセキ(宝塚記念 6人気)
ディメンシオン(キーンランドC 9人気)
マジックキャッスル(秋華賞 10人気)
更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!
この記事で分かること
アブレイズを狙うべき理由を次の3つから簡単に説明
- 調教
- アブレイズの実績と中京競馬場のコース形態
- レース展開
アブレイズを狙うべき3つの理由
抜群の調教だから
アブレイズはオークス後に軽度の骨折が発覚したが、栗東坂路で行われた2週前追い切りでは(51.7-37.8-24.1-12.0)、同じく栗東坂路で行われた1週前追い切りでは(51.3-36.7-23.5-11.7)と、2週連続で自身が持つ坂路時計のベストタイムを更新してきた。
その動きもゴーサインに瞬時に反応して加速をしており、鞍上とのコンタクトも滞りなく行えていた上にゴール間際の余力もかなり残しており、休み明けとは思えない走りっぷりだった。
また、共に併せ馬な上に1週前追い切り及び最終追い切りでは主戦の藤井騎手が騎乗し、まるで次の秋華賞よりローズSがメイチと思わせるような実戦を強く意識した調教メニューなのも印象的である。
仮に本当にそうだとしても、強い調教を課せるという事は骨折後の体調は問題なさそうと判断出来るため、むしろプラス材料だ。
したがって、調教からアブレイズを十分に推せると考えた。
フラワーCを勝利し、中京への適性が感じられたから
フラワーCが行われた中山1800mといえば、「右回り」、「コーナーが4つ」、「直線前に急坂」が特徴のコースだが、中京2000mは「左回り」、「コーナーが4つ」、「直線前に急坂」が特徴で、中山競馬場と中京競馬場はコース形態が似ていると言える。
それに関係してか、下記の通りフラワーCで5着以内に好走した馬が中京芝の重賞で好走した例が多発している。
- ノームコア(2018年フラワーC3着→2019年愛知杯2着)
- エテルナミノル(2016年フラワーC5着→2018年愛知杯1着)
- アルビアーノ(2015年フラワーC1着→2016年高松宮記念3着)※高松宮記念はコーナー2つ
- アースライズ(2015年フラワーC2着→2016年愛知杯3着)
- バウンスシャッセ(2014年フラワーC1着→2016年愛知杯1着)
- キャトルフィーユ(2012年フラワーC5着→2013、2014年愛知杯2着)
- コスモネモシン(2010年フラワーC2着→2013年愛知杯3着)
したがって、この事実もアブレイズを狙うべき理由として使えると考えた。
先行有利な流れになりそうだから
ローズSが先行有利な展開になりそうだと考えたポイントは次の3つである。
- ペースが流れたケフェウスSを除けば先行前残りが目立った
- メンバー構成も短距離馬のエレナアヴァンティくらいしかテンが早い馬がいない上に何が何でも行きたい馬がいないため、早い流れにはなりにくそう
- 有力馬は後ろから行きたい馬が多いため、逃げ・先行勢のプレッシャーが薄くなりそう
そのため、タフな先行馬なら粘り込みが可能と判断し、フラワーCのタフな流れで優勝したアブレイズに白羽の矢を立てたのだ。
まとめ
最後に、アブレイズを狙うべき3つの理由を簡単にまとめる。
- ローズSがメイチと思わせる調教がGOOD
- フラワーCでの活躍は、中京競馬場への適性の表れ
- 土曜日の馬場が比較的前残りな上に速い逃げ馬がいないので、タフな先行馬の出番
以上、皆様の予想の一助になりますように!
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