【毎日王冠2020】決め手第一!雨で浮き彫りになった穴馬を紹介!

予想

 今年の毎日王冠は、秋のG1戦線へ続く伝統のステップレースにしては小粒なメンバー構成の上に台風接近による悪天候の影響で道悪開催が決定的となり、頭を抱える人が多いに違いない。

 しかし、悪天候のおかげで好走する馬を買うためのたった1つのポイントが浮き彫りとなったため、今回の雨はむしろ恵みの雨なのかもしれない。

 そこで、今回は「道悪馬場での穴馬をお探しの方」へ、今年に道悪馬場での穴馬指名に3度成功した私が、今の東京で好走するたった1つのポイントを踏まえた上で注目の穴馬を1頭紹介する。

筆者の自己紹介

筆者の自己紹介

  • 筆者名

ロールス

  • 趣味

競馬、麻雀、読書

  • 予想スタイル

 水族館や動物園で生き物をじっくり観察するのが楽しみの1つ。

そんな性質から、各馬の調教とステップレースの内容、土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好み。

  • 2020年度の主な指名穴馬

ソーグリッタリング(エプソムカップ 5人気)

キセキ(宝塚記念 6人気)

ディメンシオン(キーンランドC 9人気)

マジックキャッスル(秋華賞 10人気)

 更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!

今回注目の穴馬

 ②ワンダープチュックに注目する。

好走のために注目すべきポイント

 今の東京の道悪馬場での好走条件に合致する能力があるかどうかが最重要項目である。

その能力については、以下のとおりである。

今の東京競馬場の馬場状況と、そこから分かる好走に必要な能力について

  1. 10/10(土)の上級レース(8R、9R、11R)全てでラスト1ハロンが13秒以上とまるでダートレースのようなラップを計測した

⇒最後の1ハロン地点の上がりが12秒以上のタフな展開に耐えられる馬力が必要

  1. 上記の3レースでは、上がり最速馬が全て連対している

⇒1ハロン11秒後半~13秒台が続くダートレースのようなラップで上がり3ハロン3位以内の末脚が出せるかどうか(上がり1位なら尚良し)

 10/10(土)の上級レースを上がり3ハロン最速で好走した馬の実績

  1. 8R(芝1400m) グルアーブ 1着
  • 8Rのラップタイム

12.6-10.9-11.4-12.0-12.0-13.0-13.7

  • グルアーブの実績

2020/1/5 3歳未勝利(中山ダ1200m 良)で上がり3ハロン最速(38.0)の2着

(レース全体のラップタイム)

11.9-10.8-11.2-12.5-13.1-13.8

  1. 9R(芝2000m) トラストワージー 2着
  • 9Rのラップタイム

13.1-12.2-12.2-12.5-12.8-13.1-12.7-12.0-12.3-13.1

  • トラストワージーの実績

2020/9/12 3歳以上1勝クラス(中山芝1800m やや重)で上がり3ハロン最速(35.5)の1着

(レース全体のラップタイム)

12.9-12.1-11.5-11.9-11.7-11.9-12.1-12.0-12.1

  1. 11R(芝1600m) ステラヴェローチェ 1着
  • 11Rのラップタイム

12.4-11.2-12.0-13.2-13.1-12.4-12.0-13.3

  • ステラヴェローチェの実績

2020/7/5 2歳新馬(阪神芝1600m やや重)で上がり3ハロン3位(35.7)の1着

(レース全体のラップタイム)

13.1-11.0-11.6-12.3-12.7-12.0-11.7-12.0

いずれの馬も、1ハロン約12秒~13秒程度のラップが持続するレースで好走している。

ワンダープチュックの実績

  1. 2020/2/23 4歳以上1600万下 斑鳩ステークス(京都芝1600m やや重)で上がり3ハロン2位(35.3)の2着

(レース全体のラップタイム)

12.6-11.3-11.9-12.1-12.1-11.9-11.9-12.0

  1. 2018/5/13 4歳以上1600万下 錦ステークス(京都芝1600m 不良)で上がり3ハロン1位(37.3)の1着

(レース全体のラップタイム)

12.6-11.2-12.2-12.3-12.2-12.3-12.5-13.0

ワンダープチュックも、芝1600mながらタフなコンディションでの好走歴があり、道悪適性は十分だ。

 したがって、ワンダープチュックは注目すべき穴馬であると考える。

まとめ

  • 好走する馬を買うためのたった1つのポイント

 今の東京の特殊な馬場(不良馬場)での好走条件に合致する馬かどうかを見る

  • 注目する穴馬

②ワンダープチュック

  • ワンダープチュックに注目する理由

 タフな馬場での好走歴があり、今の東京競馬場で好走するための条件を満たすから

  • 今の東京競馬場の好走に必要な条件
  1. ラスト1ハロン地点の上がりが12秒以上のタフな展開に耐えられる馬力

代表レース:2020/2/23 4歳以上1600万下 斑鳩ステークス(京都芝1600m やや重)

  1. 1ハロン11秒後半~13秒台が続くダートレースのようなラップで上がり3ハロン3位以内の実績

代表レース:2018/5/13 4歳以上1600万下 錦ステークス(京都芝1600m 不良)

 以上、この記事が皆様の予想の一助になりますように!

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