今日の中山コースの結果を見るに、土曜日の中山競馬場は例年よりも上がりがかかり、瞬発力もスピードと馬力が求められているように見える。
その理由を示すかのように、スプリンターズSと同距離で行われた勝浦特別では上位5頭の内4頭にダンジグやヴァイスリージェントといったノーザンダンサーの血を持った馬の中でも北米で活躍馬を多数輩出した馬の好走が目立ったため、調査を進めた所面白そうな穴馬2頭を発見した。
そこで、今回は「タフな中山」で好走しそうな穴馬をお探しの方へ、展開が向きそうな穴馬2頭を紹介する。
筆者の自己紹介
筆者の自己紹介
- 筆者名
ロールス
- 趣味
競馬、麻雀、読書
- 予想スタイル
水族館や動物園で生き物をじっくり観察するのが楽しみの1つ。
そんな性質から、各馬の調教とステップレースの内容、土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好み。
- 2020年度の主な指名穴馬
ソーグリッタリング(エプソムカップ 5人気)
キセキ(宝塚記念 6人気)
ディメンシオン(キーンランドC 9人気)
マジックキャッスル(秋華賞 10人気)
更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!
この記事で分かること
- 土曜日の馬場と展開が合いそうな穴馬2頭を紹介する
今回の穴馬2頭と選んだ理由
今回は、「⑦ミスターメロディ」と「⑧ダイメイフジ」に注目する。
- ミスターメロディ
母父にヴァイスリージェント系種牡馬のデピュティミニスターを持つ、2019年の高松宮記念の覇者。
昨年のスプリンターズSでは差し馬向きの展開ながら4着と、地力の高さを見せた。
- ダイメイフジ
父母父にダンジグ系種牡馬のチーフズクラウンを持つ、芝・ダート兼用馬。
中山競馬場は4戦して(2.0.2.0)と、複勝圏内を外していないのがセールスポイントだ。
選んだ理由
- 馬場の最も良い場所を走れそうだから
前提として、土曜日の中山競馬場の馬場は次の特徴があった。
直線では差しが有利な割に大外ぶん回しはさほど決まっておらず、反対に馬場の良い場所と悪い場所の瀬戸際である3分所付近をロスなく立ち回った差し馬の好走が目立っていた。
そのため、内過ぎず外過ぎない4枠は今の馬場では好枠と言える。
- モズスーパーフレアの作るペースに乗じて粘り込みが期待出来るから
モズスーパーフレアのテンのダッシュ力は出走メンバーで群を抜いており、出遅れが無い限りは逃げを打つ可能性が高い。
モズが逃げれば2番手以下の先行馬としてはつつくにつつけず、少し離れた所で先行するしかない。
加えて、モズはハイペースで逃げるため、2番手以下がどんなに少し離れた場所で競馬をしようが多少早い通過タイムが要求されるため、後続馬は淀み無いペースでの追走を余儀なくされる。
さらに、今の中山競馬場は外差しが利きにくいため、後方一気をすれば敗北必至の後方待機の馬達は3~4コーナーでポジションアップせざるを得ず、また追走に脚を使わされてしまう。
そうなれば、後方待機組はバテてしまい、差すことは難しくなるだろう。
もちろん、先行組にしてもバテる可能性はあるが、早い上がりが出にくい今の馬場はダートレースのように早い走破タイムを一定速度で駆けることが出来る馬に有利なため、瞬発力勝負ではなく持続力勝負で結果を出してきたミスターメロディとダイメイフジなら、差し馬場でも先行粘り込みが可能と考えた。
また、ミスターメロディは2019年スプリンターズSで僅差の4着、ダイメイフジは2019年オーシャンSでの3着と2018年ラピスラズリSで1着と、中山1200mでモズスーパーフレアの逃げに対して好走歴があるため、先行馬の中でも特に期待が出来る穴馬だと言えるのだ。
まとめ
今回狙いたい馬とその理由
- 狙いたい馬
- ミスターメロディ
- ダイメイフジ
- 狙いたい理由
- 馬場の良い所をロスなく回れそうな好枠だから
- 上がり33秒台が出にくい馬場が向きそうだから
- 中山1200mでモズスーパーフレアの逃げに対して好走歴があるから
以上、この記事が皆様の予想の一助になりますように!
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