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- 巻き返しに期待がかかる1頭
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巻き返しに期待がかかる1頭
今回は⑩エイシンヒテンに注目する。
理由は「エイシンヒテンがミドルペースで逃げた時の渋とさ」と「雨上がりの中京芝コースの馬場傾向が前有利になる」からだ。
まずはエイシンヒテンの逃げが渋とい点についてだが、2走前の忘れな草賞と4走前のクイーンCのレースぶりを例に説明したい。
忘れな草賞では前半1000mを59.3秒で逃げると、走破タイム1.58.2の2着に好走した。
忘れな草賞の上位入線馬を見るとエイシンヒテン以外は差し、追い込み馬が入線しているため、このレースは先行勢に不利な前掛かりだったと言える。
そんな展開で逃げて2着に好走したのは負けて強しと言えるだろう。
さらに、4走前のクイーンCではアカイトリノムスメ相手に0.2秒差の4着に好走。
しかも、クイーンCも差し馬有利な締まった流れだったため、前に付けた馬に不利な展開を覆しての4着ならば地力が高い証拠だと言えよう。
そして、スローペースで逃げて後続の餌食になった藻岩山特別を受け、鞍上の松若騎手はおそらく1000m59.5~1.00.5秒でまとめ、後方待機した有力馬の末脚を削ぎにくるはずだ。
そうなればエイシンヒテンが得意な、レース上がり3ハロンが34秒台後半のややタフなミドルペースになって逃げ粘ることが出来るだろう。
そして、雨上がりの中京競馬場が前有利になるといった点については、2020年高松宮記念と2021年金鯱賞を引き合いに出して説明したい。
高松宮記念当日の馬場は不良発表で逃げが効いていなかったが、11Rでは上がり3ハロン33秒前半を計測するまで馬場が回復した上に、後方から規格外の末脚で追い込んだグランアレグリアとタイム差無しの接戦を演じたモズズーパーフレア、ダイアトニック、クリノガウディーは全て4角5番手以内の逃げ、先行馬だった。
とりわけ、クリノガウディーに関しては15人気の大穴だったので、前有利な馬場傾向だったと言える。
また、今年の金鯱賞では最低人気のギベオンが逃げを打つと、3冠牝馬デアリングタクトの末脚を封じて大波乱を引き起こした。
もちろん、その時にも6人気の先行馬ポタジェが3着に好走しており、こちらも逃げ、先行有利な馬場傾向だったのだ。
さらに、高松宮記念ではこれまで中京競馬場で複勝圏内の好走がなかったモズズーパーフレアがその年にG1を3連勝するグランアレグリアを破ったことと、ジャパンカップでアーモンドアイら強豪馬と世紀の名勝負を演じたデアリングタクトまでもが逃げ馬に敗れたことを考えてみれば、いかに雨上がりの中京競馬場が逃げ、先行馬に有利な馬場に変貌するか十分に分かるだろう。
したがって、今年のローズステークスの穴馬は前目のポジションに付けれる馬か逃げ馬かになるが、展開不利を覆す地力と早い持ち時計がありながら下位人気に甘んじているエイシンヒテンを指名する。
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