クロノジェネシスとフィエールマンにオッズが集中するかと思いきや、意外と人気が割れており、波乱の予感が漂っている。
一方、穴馬は穴馬で癖のある馬ばかりが揃ったせいで狙いが定まらず、予想に苦戦している人が多いのではないだろうか。
そこで、今回は「有馬記念の穴馬をお探しの方」や「ブラストワンピースを狙う方」へ、ブラストワンピースが狙い目な理由を土曜日の中山競馬場の馬場状態と横山武史騎手の特徴の面から紹介することで、予想の一助となることを目指す。
この記事で分かること
- 12/26(土)の中山競馬場の馬場傾向からブラストワンピースが狙い目な理由
- 横山武史騎手に乗り替わったことでブラストワンピースが狙い目な理由
筆者の自己紹介
- 筆者名
ロールス
- 趣味
競馬、麻雀、読書
- 予想スタイル
水族館や動物園で生き物をじっくり観察するのが楽しみの1つ。
そんな性質から、各馬の調教とステップレースの内容、土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好み。
- 2020年度の主な指名穴馬
ソーグリッタリング(エプソムカップ 5人気)
キセキ(宝塚記念 6人気)
ディメンシオン(キーンランドC 9人気)
マジックキャッスル(秋華賞 10人気)
更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!
12/26(土)の中山競馬場の馬場傾向からブラストワンピースが狙い目な理由について
まずは、土曜日の馬場傾向をざっくり言い表すと、次の2つがポイントだ。
(1)明らかに時計がかかるタフな馬場
土曜日の馬場は、軒並みクラス水準タイムより1秒以上遅い上に、上がり3ハロンも35秒以上がザラだった。
確かにスローペースのレースが多かったが、それでもパンパンの良馬場ならばクラス水準タイム並みの走破タイムを楽に計測するし、上がり3ハロンだって33秒台や34秒台を出す馬が続出するはずだ。
だが、上がり3ハロンが34秒台だったのは、中山12Rのウインキートスとナムラドノファン、サトノエルドールのたった3頭だけだった。
したがって、今の中山競馬場の馬場は明らかに芝が傷んでおり、瞬発力勝負やレコード級のタイムで走れる基礎スピードよりもパワーが求められる馬場と言えるのだ。
(2)意外と外差しは効いていない
だが、スローペースのレースが多かったにせよ、例年の今頃よりも差しや追い込みが利いていないのだ。
その上、意外と馬場の2分所辺りでの先行粘り込みも通用しているので、どちらかと言えば外差しはやや不利な印象だ。
ただし、開催が進んだことでインコースは荒れてきているため、インから伸びてくるにはある程度の荒れ馬場適性が必要だ。
今の中山競馬場で好走するためのポイントのまとめ
ブラストワンピースとタフな馬場
今の中山のタフな馬場は、ブラストワンピースにとっては得意条件と言える。
3歳時の有馬記念と今年緒戦のAJCCでは、レース平均上がり3ハロンが36秒台のタフな展開で優勝している。
同じく馬場が渋った宝塚記念では差し有利な展開での先行策が裏目になってしまったものの、ブラストワンピースは瞬発力勝負よりも馬力勝負が得意な馬である。
なので、息を吹き返すとすれば、上がりも走破時計も遅い中山競馬場で開催される有馬記念だと考える。
横山武史騎手への乗り替わりがプラスな理由について
横山武史騎手(以下、「横山騎手」)の「インにこだわる騎乗スタイル」が今の中山競馬場でハマると考えたからだ。
今年のレースで、そんな横山騎手の騎乗スタイルを表す印象的なレースが次の4つだ。
- 中山金杯(G3) マイネルハニー5着
- 日経賞(G2) ウインイクシード8着
- 新潟牝馬S(OP) ウラヌスチャーム1着
- エリザベス女王杯(G1) ウインマリリン4着
いずれも道中はインをロス無く立ち回ったレースであり、内3走で掲示板を確保している。
特に、エリザベス女王杯では果敢に先行策を取ってあわやの4着に好走しており、大舞台でも肝が据わった騎乗が出来ることを証明して見せた。
したがって、横山騎手の騎乗スタイルは今の中山競馬場で好走するために必要な、「インから脚を伸ばす」という要素にマッチする可能性があるので、乗り替わりはむしろプラスであると考えた。
ブラストワンピースを狙う理由のまとめ
- 芝が荒れて時計がかかる中山競馬場は得意の舞台だから
- 例年より外差しが利かず、インが伸びる馬場は、横山武史騎手のインを突く騎乗スタイルと合いそうだから
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皆様の予想の一助になりますように!
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