長梅雨を経た”夏コク”開催は、蓋を開けてみればとんでもない高速馬場で開幕した。
折りしも、このタイミングで追い切りが一変したある穴馬にとって、今の小倉の高速馬場はまるで好走のチャンスが到来しているように感じられた。
そこで、今回は「小倉記念で高配当を狙いたい方」や「追い切りから穴馬を探している方」へ、1800頭以上の調教を見ていた筆者が見つけた、今回の追い切りで一変した穴馬1頭を簡単に紹介していく。
筆者の自己紹介
- 筆者名
ロールス
- 趣味
競馬、麻雀、読書
- 予想スタイル
水族館や動物園で生き物をじっくり観察するのが楽しみの1つ。
そんな性質から、各馬の調教とステップレースの内容、土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好み。
- 2020年度の主な指名穴馬
ソーグリッタリング(エプソムカップ 5人気)
キセキ(宝塚記念 6人気)
ディメンシオン(キーンランドC 9人気)
マジックキャッスル(秋華賞 10人気)
更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!
この記事で分かること
- 追い切りで一変した穴馬
- どのように一変したか
追い切りで一変した穴馬
⑨タニノフランケルの動きが明らかに良くなっていた。
どのように一変したか
- 馬から「走りたい」という気持ちが伝わる走り
感覚的な話になるが、馬のやる気が伝わってくる調教になっていた。
具体的には、1週前追い切りでは3頭併せの真ん中に付け、ラスト1ハロンから馬なりのまま馬群をこじ開ける様な力強い末脚を見せた上に、ゴール後も軽く追われると最後まで速度を緩めずに完走した。
さらに、最終追い切りでは道中はスナップの利いた脚捌きで脚を溜めていたが、残り50m付近で鞍上がステッキを抜く素振りを見せた途端に鋭く加速し、ゴール板を駆け抜けた。
タニノフランケルの調教は、どちらかと言えば今までも”動ける調教”という印象だったが、今回は「パワフルさ」と「切れ味」が格段に違っていた。
しかも、どちらも馬なりで見せた動きだけに、馬のメンタルはかなり前向きな状態だと判断出来るのだ。
- 最終追い切りの時計もGOOD
以前書いた「調教の見方の記事」では調教タイムだけの比較はオススメしなかったが、調教タイムがその馬が見せた走りに伴うものならば問題ない。
8/12の坂路追い切りでのラスト1ハロンタイムは「11.8」と、この馬自身のベストタイムを刻んできた。
仮に実際の動きが緩慢ならば11.8のタイムには疑問符が付くが、タニノフランケルの動きに関しては先程述べた通り素晴らしかったので、信ぴょう性があるタイムだと判断した。
しかも、急仕上げで無理やり出したタイムではなく、7/12から10本も追い切りを消化した内のものなので、4ヵ月の休み明けでも力が出せると睨んだ。
そのため、この「11.8」のタイムは十分買い材料に値すると考えた。
まとめ
- 追い切りで一変した穴馬
⑨タニノフランケル
- 一変したポイント
- 馬のやる気が伝わる調教になった!
「パワフルさ」と「切れ味」が格段に良化!
- 最終追い切りのラスト1ハロン「11.8」も買い材料
急仕上げで出したタイムではないため、信頼性〇!
以上、みなさんの予想の一助になりますように!
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