前日発売とはいえ、単勝1番人気のオッズが5、6倍台というのは波乱が約束されたサインである。
加えて人気になっている馬もヒンドゥタイムズやクレッシェンドラヴ、マイネルサーパスと、小回りの競馬場で捲り差しを決めた馬ばかりで人気馬の脚質に大きな偏りがある。
そこで、今回は「前残り競馬」の予想をしている方へ、七夕賞で狙うべき穴馬と、その穴馬の推しポイント3点を紹介する。
筆者の自己紹介
- 筆者名
ロールス
- 趣味
競馬、麻雀、読書
- 予想スタイル
水族館や動物園で生き物をじっくり観察するのが楽しみの1つ。
そんな性質から、各馬の調教とステップレースの内容、土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好み。
- 2020年度の主な指名穴馬
ソーグリッタリング(エプソムカップ 5人気)
キセキ(宝塚記念 6人気)
ディメンシオン(キーンランドC 9人気)
マジックキャッスル(秋華賞 10人気)
更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!
この記事で分かること
- 今年の七夕賞で狙うべき穴馬1頭
- 「1」の穴馬を推す3点の理由
今年の七夕賞で狙うべき穴馬
- ④パッシングスルー
狙うべき理由
- 戸崎騎手に手綱が戻り、本来の先行策が実る
適鞍の戸崎騎手に鞍上が戻ることと前残り傾向が顕著な土曜日の馬場、そして先行勢が手薄な今回は間違いなく先行策を仕掛けてくるはずだ。
また、マイル戦などの早い流れを経験した先行馬や絶対に逃げたい馬も居ないことから、前半のペースがそんなに早くなるとは思えないので、今回はいつもの先行策から押し切ってくれるだろう。
- 小回りでの先行策は3戦2勝
周知の事実だが、勝った2戦とも中身が濃い点に注目した。
- 1勝目は同じ福島2000m(やや重)で行われた1勝クラス。2着馬を3馬身ちぎる
- 2勝目は紫苑Sでカレンブーケドールを破り金星
特に、タフさが求められる同コース(福島2000m(やや重))での楽勝は価値が高い。
加えて、当時の福島競馬場は妙に捲り差しが決まる程、後方待機の馬にとって有利な馬場だった。
パッシングスルーはそんな馬場で先行押し切りを決めたので、当時の馬場傾向に反した走りをしてのけたと言える。
したがって、狙うべき穴馬の評価点もプラス評価せねばならない。
- ブリンカー初着用で、勝負気配あり
先週行われたCBC賞ではブリンカー着用2戦目のラブカンプーが勝利し、大波乱を巻き起こした。
そんなラブカンプーは地方ダート競走や距離短縮の直千を使って馬が復調したが、パッシングスルーも地方ダート競走を2戦使われた上にその内の1戦はマリーンC(ダ1600m)と、前々走のエンプレス杯(ダ2100m)から距離を大幅短縮している。
地方のダートを走らせたり距離短縮を図った上にブリンカーを試して馬を走らせようと工夫する様――陣営の諦めない姿勢は、どことなくラブカンプーの激走パターンと似ている。
そのため、ブリンカー効果によるパッシングスルーの一変に期待してみる。
まとめ
- 今回狙うべき穴馬
④パッシングスルー
- 狙うべき理由
- 適鞍に戻った上に先行策濃厚!その策が土曜日の馬場傾向とマッチしそう!
- 小回りでの先行策で実績あり!しかも、当該馬場に強敵撃破と中身が濃い!
- ブリンカー初着用で、勝負気配あり!調整過程が先週のラブカンプーと被る!
前走のステップレースの情報が欲しい方向け
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