【七夕賞2020】ステップレースの馬場傾向のまとめ

ステップレース

 この記事は、七夕賞2020出走馬のステップレースの馬場傾向を知りたい人向けの記事です。

 七夕賞予想にはもちろん、過去レースのおさらいとしてもご利用下さい!

筆者の自己紹介

  • 筆者名

ロールス

  • 趣味

競馬、麻雀、読書

  • 予想スタイル

 水族館や動物園で生き物をじっくり観察するのが楽しみの1つ。

そんな性質から、各馬の調教とステップレースの内容、土曜日の馬場傾向に注目し、穴馬を選んでいくスタイルが好み。

  • 2020年度の主な指名穴馬

ソーグリッタリング(エプソムカップ 5人気)

キセキ(宝塚記念 6人気)

ディメンシオン(キーンランドC 9人気)

マジックキャッスル(秋華賞 10人気)

 更なる穴馬をお届けするべく、現在は競馬予想本を読み漁って仕入れた知識を予想に取り入れるべく、鋭意修行中!

各ステップレースの振り返り

重賞

七夕賞(G3) 2019/7/7 福島(やや重) 2000m

当時の馬場傾向:

  • インは荒れ、外が著しく伸びる
  • 外枠有利
  • 捲り差しが極めて有効

【出走馬のレース内容の評価】

  • アウトライアーズ

 向こう正面では馬場の3、4分所で脚を溜め、直線もそのまま外に出した。

結果は5着だが、馬場も展開もハマった走りなので評価点は無い。

  • クレッシェンドラヴ

 向こう正面では馬場の3分所で脚を溜め、直線は馬場の5分所を突いて鋭く伸びて2着。

馬場も展開もハマった走りなので評価点は無い。

  • ソールインパクト

 道中は中団のインで脚を溜める。

直線は殿で迎え、次第に外に進路を求めるも8着まで。

道中の位置取りが響いた形。

中山金杯(G3) 1/5 中山(良) 2000m

当時の馬場傾向:

  • イン有利
  • 前有利
  • 走破タイムはクラス水準以上が出まくる

【出走馬のレース内容の評価】

  • ウインイクシード

 インの4、5番手を先行し、直線で馬場の1.5分所に進路を取って2着。

傾向通りの走りなので、特に評価点無し

  • クレッシェンドラヴ

 ほぼ殿ポジションで脚を溜め、直線は馬場の4分所へ誘導された。

しかし、前残り馬場では7着まで追い込むのが精一杯で、脚を余して敗北

 差しが利く馬場でなら見直したい。

  • ノーブルマーズ

 道中はインの2、3番手を先行し、直線は最内を突いて4着。

馬場傾向に反した訳ではないので、特に評価点無し。

  • マイネルサーパス

 中団10番手辺りで構えて直線は3分所へ。

しかし、前残りの展開ではじりじりと詰めて6着が精一杯。

 この馬が差し切るには、馬場や展開のアシストが要るだろう。

  • レッドローゼス

 後方12番手辺りで進め、3~4角では捲り差しを仕掛けた。

しかし、前残りの馬場では末脚が不発に終わり、馬もバテ気味に失速。

 ここでは馬場が味方しなかった

小倉大賞典(G3) 2/23 小倉(良) 1800m

当時の馬場傾向:

  • インは荒れ、馬場の3分所から外が伸びやすい
  • 脚質は先行・捲り差しが優勢
  • 4角で10番手以内にいた馬が好走する傾向
  • 走破タイムはクラス水準から2秒程遅かった

【出走馬のレース内容の評価】

  • アウトライアーズ

 出足がつかずに道中は後方で脚を溜め、直線は馬場の4分所に進出して5着。

差し優勢の流れを活かしてなだれ込んだだけなので、評価点は無い。

  • ジナンボー

 道中はインから1頭分外の3番手で先行し、直線は馬場の3分所に出して粘り込みを図るが3着まで。

 馬場傾向通りの好走だが、差し優勢の展開には逆らった

大阪杯(G1) 4/5 阪神(良) 2000m

当時の馬場傾向:

  • 当日の芝レースの走破時計はクラス水準タイムを上回る
  • 終日インコースと前の馬に有利な馬場

【出走馬のレース内容の評価】

  • ジナンボー

 道中は逃げたダノンキングリーをピタリとマーク。

そのまま4角2番手で直線に入るも後続馬に抜かれて6着まで。

ただ、馬場傾向の不利は別に受けてないし、この馬としてもバテてはいなかったので、どちらかといえば後半で一気に加速するレースラップが合わなかった印象。

新潟大賞典(G3) 5/10 新潟(良) 2000m

当時の馬場傾向:

  • この日の直線はインが伸びにくく、4R以降は殆どのジョッキーが外目に進路を求めていた
  • 上がり33秒台が出なかったが脚質は追い込み以外は満遍なく好走しているため、フラットに近い馬場

【出走馬のレース内容の評価】

  • エアウィンザー

 道中は中団8番手辺りのインで脚を溜める。

直線では馬場の5分所から脚を伸ばそうとするが、目立った伸び脚が無く9着に終わる。

 馬場傾向や展開はともかく、戦績を見ても上がりがかかる馬場よりは軽い馬場向きな印象。

  • ブラヴァス

 道中は好位6番手を追走し、直線は馬場の2、3分所でじりじりと脚を伸ばす。

そのまま垂れるかと思いきや、ラスト50m付近でプレシャスブルーと併せ馬になった途端に伸び脚が良くなり、4着を確保。

 序盤のポジション取りと残り100mで外に進路を求めた時に運良く併せ馬の相手を見つけることが出来たのが好走の要因。

目黒記念(G2) 5/31 東京(良) 2500m

当時の馬場傾向:

  • 芝はクラス水準以上の走破時計が出る良いコンディション
  • 好走する枠や脚質に偏りはなく、フラットな馬場

【出走馬のレース内容の評価】

  • オセアグレイト

 道中はインに1頭入れた6、7番手を追走し、直線ではじわじわと加速するも6着。

馬場傾向的に特に有利不利は無いが、少しタイトな展開と外枠が若干堪えたか。

  • ノーブルマーズ

 最内5、6番手で脚を溜め、直線も最内を突いて4着。

差し優勢の展開を考えたら、善戦はしている。

鳴尾記念(G3) 6/6 阪神(良) 2000m

当時の馬場傾向:

  • 当日の走破時計はクラス水準並
  • インを突いた馬の好走が目立った

【出走馬のレース内容の評価】

  • エアウィンザー

 直線は12番手から馬場の2分所に持ち出すも前が壁で追い出せず、まともに追い出したのは残り200m辺りからだった。

 もしスムーズに追い出していれば、もう少し差を詰めていたのかもしれない。

マーメイドS(G3) 6/14 阪神(やや重) 2000m

当時の馬場傾向:

  • インコース有利
  • 前目の馬に有利

【出走馬のレース内容の評価】

  • リュヌルージュ

 道中はインの6番手辺りで脚を溜め、直線は馬場の2分所からじりじりと伸びて3着。

馬場傾向通りの走りなので、特に評価点無し。

L(リステッド)以下

福島民報杯(L) 4/19 福島(重) 2000m

当時の馬場傾向:

  • インよりも3分所から外の方が伸びる
  • 脚質に関しては追い込み以外は好走しやすい馬場だった

【出走馬のレース内容の評価】

  • ウインイクシード

 道中は6~7番手でインから2、3頭空けた外目を追走。

3~4角も外を通り、直線は馬場の4分所を突いてじわじわ脚を伸ばして3着。

 馬場傾向通りの走りだったので、特に加点材料無し。

  • マイネルサーパス

 道中は10番手辺りで外を走る。

3角では外からスパートをかけ、4角時点で5番手までポジションを上げてそのまま押し切った。

 馬場傾向と展開がハマっただけなので、特に評価点無し。

  • レッドローゼス

 殿からレースを進め、3~4角では捲り気味にスパートをかけて一気に10番手までポジションを上げた。

そこから追い込んで4着だったが、上位勢は軒並み4角で5番手以内に付けていたのを考えていると、序盤のポジション差が響いた敗戦だった。

エールステークス(3勝クラス) 4/25 福島(良) 2000m

当時の馬場傾向:

  • 走破タイムはクラス水準級
  • インコースよりも外に進路を取った方が伸びやすい馬場だった
  • 差し、捲り差しがよく決まっていた

【出走馬のレース内容の評価】

  • ヴァンケドミンゴ

 序盤は中団で脚を溜め、3~4角から外に出して捲りを仕掛ける。

そして直線は馬場の4分所辺りから押し切り勝利。

見た目は派手な勝利だが、馬場傾向通りの走りだったので、高評価出来ない。

下鴨ステークス(3勝クラス) 5/2 京都(良) 2000m

当時の馬場傾向:

  • 当日芝の走破タイムはクラス水準以上
  • 差しがよく届いていたので、差し馬優勢
  • インより、2、3分所から外の方が伸びていた

【出走馬のレース内容の評価】

  • ヒンドゥタイムズ

 終始内1頭分ほど空けた中団のポジションで待機。

直線は馬場の3分所に進路を取り、末脚を伸ばして勝利。

馬場傾向通りの走りなので、特に評価点無し。

メトロポリタンS(L) 5/9 東京(良) 2400m

当時の馬場傾向:

  • 先行有利の高速馬場

【出走馬のレース内容の評価】

  • オセアグレイト

 直線でインを突こうとするも前が開かなかったので馬場の3分所へ誘導。

そこから追い込みをかけるも5着まで。

 しかし、最後まで伸びてはいたので、直線で内から外に出したロスが響いてしまった印象。

  • バレリオ

 4角で5番手に付け、直線は馬場の3分所に進出。

そのままじわじわと脚を伸ばして2着だが、傾向通りの走りにつき、加点無し。

  • レッドローゼス

 好スタートから先行して好位2番手で直線を迎えるも、道中で手前替えにもたついて加速が出来ず敗戦。

 したがって、単なる力負けではない。

メイS(OP) 5/23 東京(良) 1800m

当時の馬場傾向:

  • 走破時計は軒並みクラス水準以上で、特にメイSは1.44.3とコースレコードに0.1秒迫った好タイム
  • 平均上がり3Fは軒並み34秒台前半ばかりで、早い上がりが求められた
  • 基本的にイン有利も、前週よりも外差しが利くようになっていた

【出走馬のレース内容の評価】

  • アウトライアーズ

 終始殿につけ、末脚にかける騎乗。

しかし、上位に迫れずに10着に終わり、高速馬場への対応力の低さが出た形だった。

 以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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