巻き返しに期待がかかる1頭
今回は⑪ベルクレスタに期待する。
ベルクレスタを推すポイントは2つある。
まずは、前走の桜花賞よりも上積みが見込めるからだ。
桜花賞時の追い切り本数は中7週で計6本時計を出したのが、今回は中5週ながら計8本もの時計を出してきた。
一般的に、競走馬を使い詰めた場合の追い切り本数は徐々に減っていくものだが、今回のベルクレスタの場合は2本も増やしてきた。
これは前走後の反動があまりなかったということを意味しているため、ベルクレスタの体調はすこぶる良好だと考えられる。
加えて、併せ馬の本数も前走3本から1本増えた4本になった上に、2週前と3週前追い切りは坂路からCWで行うといった変化も見られた。
併せ馬という単走よりも実戦に近いメニューへの切り替えも馬の闘志を掻き立てるための調整であり、決して攻めの手を緩めたわけではない。
また、坂路→CWへの調教メニュー変更も東京芝2400mというスタミナが要るコースを克服するための持久力を付けるための工夫である。
さらに、オークスの追い切りで主戦ジョッキーである吉田隼人騎手が4週連続で騎乗してコンタクトを取っていることからは、(吉田騎手が)何としてもベルクレスタを手の内に収めてやるという気概がひしひしと伝わってくる。
そう考えると、今回の調整内容の変更は陣営の「オークス狙い」という勝負気配とも一致するため、ベルクレスタの上積みは大だと結論付けられるのだ。
次に、自慢の瞬発力が発揮出来る舞台への変更も推しの好材料だ。
前走の桜花賞は直線でインコースを立ち回った馬達に有利な条件だったのは揺るがぬ事実である。
そんな条件下で上がり最速の末脚で4着に突っ込んできたサークルオブライフが1人気(5/21 17時現在)なのは頷けるが、この馬と同じように外から僅差の7着まで突っ込んできたベルクレスタが下位人気に甘んじているのならば、狙わない手はない。
終いの脚色こそサークルオブライフには若干劣ったものの、ゴール前で脚を余していたので距離延長でも問題はないと考える。
さらに、Bコース替わり2週目で再びインコースの芝が荒れ始めて各馬がインコースを避け始めた馬場状況もプラス材料だ。
ラチ沿いの粘り込みが利かぬならば桜花賞とは逆に外枠有利な条件となる可能性が高く、そうなれば瞬発力とスタミナのない先行馬達は後続勢の餌食になるのは必至だ。
差しが利く馬場での決め手比べならば、桜花賞で良い脚を見せたサークルオブライフ同様にベルクレスタが巻き返す可能性が大なため、6→11のワンツーフィニッシュに期待したい。
また、似たような脚質のナミュールとプレサージュリフトとの比較については、調教における上積みの大きさと桜花賞で見せたパフォーマンスから、今回はベルクレスタが最も巻き返しに期待出来ると考えた。
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