高松宮記念(G1) 3/28 中京芝1200m(重)
出走各馬のレース内容
レシステンシア
8枠からまずまずのスタートを決めると、出たなりに好位6番手付近のポジションを確保。
直線では馬場の5分所辺りから末脚を伸ばして2着。
馬場、展開が向いた好走なので、高評価は出来ないが、サウンドキアラのマークを振り切って上位入線した点は評価出来る。
サウンドキアラ
8枠からまずまずのスタートを決めると、レシステンシアの直後に付け、これをマークしてレースを進める。
直線では馬場の5分所からレシステンシア目掛けて末脚を伸ばすが、残り150m付近で脚が上がって6着に終わる。
最後は渋った馬場で脚が上がっていたので、良馬場ならば前進可能。
マルターズディオサ
スタートは悪くなかったが、先行策は取らずに後方待機策を選択。
直線では馬場の6、7分所から末脚を伸ばしたものの8着に終わった。
馬場と展開は向いたものの、道中のポジションが少し後ろ過ぎたのが敗因だ。
ダノンファンタジー
3枠6番から好スタートを決めて先行策を取る。
3~4コーナーでは馬場が悪いインコースの2番手で脚を溜めると直線では馬場の2、3分所から先行粘り込みを狙ったが、残り200m手前で脚が上がり、12着に大敗した。
渋った馬場と差し有利な展開共に味方せず、3~4コーナーで内枠が祟って馬場が悪いインコースを走らされたロスもあったので、今回の敗北は度外視可能だ。
ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 4/3 中山芝1600m(良)
出走各馬のレース内容
テルツェット
平凡なスタートで中団10番手辺りに付ける。
3コーナー半ばに差し掛かると鞍上のデムーロ騎手からムチが入り、馬群の外からスパートを開始。
直線では馬場の2、3分所からジワジワと末脚を伸ばして重賞初制覇。
ハンデ53kgと殆どの馬の脚が上がる耐久戦が向いたが、終いは手綱を押さえていたため、持久力が問われる展開ならば再び前進可能。
スマイルカナ
最内枠からまずまずのスタートを切るとボンセルヴィーソとの主導権争いを制したが、外からマイスタイルとトーラスジェミニにかわされた途端にムキになり、鞍上の柴田大知騎手に手綱を引かれてしまう。
向こう正面では最内からマイスタイルを追走するが、3コーナー半ばから鞍上に追っ付けられた時にはすでに余力が尽きかけていた。
果たして、直線では早々と馬群に沈み、ブービーに大敗してしまった。
レース序盤でマイスタイルらにハナを奪われた所でリズムを崩したのが敗因。
大阪杯(G1) 4/4 阪神芝2000m(重)
出走各馬のレース内容
グランアレグリア
8枠12番ゲートからまずまずのスタートを決めると馬なりで先団目掛けて前進し、前から5番手辺りの馬群外で先行策を取る。
向こう正面で1000m59秒8の淀みないペースを落ち着いて追走すると、3コーナーではグランの外側を走るコントレイルと共に馬群外から馬なりで徐々に進出し、直線勝負に備える。
そして直線で馬場の3、4分所辺りへ導かれると逃げるレイパパレ目掛けて加速を始めたが、残り150m辺りで脚色が鈍ってしまい、4着に敗北してしまった。
持ち味の瞬発力が削がれる馬場のせいで本来の力が発揮出来なかったので、この敗戦はノーカウントでよい。
阪神牝馬S(G2) 4/10 阪神芝1600m(良)
出走各馬のレース内容
デゼル
発馬が悪く、後方からのレースとなる。
道中ではゆったりとしたペースできっちり折り合うと、直線は馬場の2、3分所から追い込み、2着のマジックキャッスルにクビ差を付けた所でゴール。
決め手は中々だが、じっくりと脚を溜め、馬群の外から瞬発力のある脚で差し切るというデゼルの勝ちパターンでの好走にも見える。
少なくとも、本番がスローペースで瞬発力が活かせる馬場ならば、馬群に包まれない限りは再び好走可能と見る。
マジックキャッスル
まずまずのスタートを切ったが、前目のポジションを取りに行かずに中団に控える。
直線ではインコースに潜り込むとジワジワと差を詰めて2着。
ただし、この2着は直線で外に出せずにインコースへ進路を求めたが、前が壁になってムチが打てなかった場面があったので、直線でスムーズさを欠いたのが敗因。
プールヴィル
8枠からまずまずのスタートを切ると、好位6番手辺りに付ける。
直線は馬場の2、3分所から末脚をジワジワ伸ばし、4着に好走。
久々の分と決め手の差が響いたようだ。
イベリス
好スタートを決めるとたちまち先手を奪う。
道中は他に競りかける馬がおらずにマイペースで進めたが、直線では残り200m辺りから脚色が鈍り始め、ゴール手前では脚が上がってしまっていた。
距離が少し長かったのと、瞬発力が大いに活かせる馬場がやや合わなかった印象だ。
リアアメリア
発馬のタイミングがゲートが開く時と合わなかったせいで後方からの競馬になる。
直線ではデゼルの後ろからスパートを開始したが、残り200m付近でパッタリと止まってしまい、9着に敗北。
リアアメリアに高速決着のマイル戦は合わないようだ。
福島牝馬S(G3) 4/24 新潟芝1800m(良)
出走各馬のレース内容
ディアンドル
まずまずの発馬を決めると6枠11番からジワジワ加速してハナに立つ。
向こう正面で他の先行馬がプレッシャーをかけてこなかったおかげでマイペースに逃げ、直線は馬場の2分所から粘り込んで逃げ切った。
後方勢に不利なスローペースと馬場に恵まれた勝利なので、特に評価なし。
シゲルピンクダイヤ
4枠8番からまずまずのスタートで発馬するとそのまま先行グループをうかがうが、前に行きたがって掛かってしまったので鞍上に宥められていた。
直線では馬場の3分所から末脚を伸ばそうとした時は上手く伸びず、残り200mで馬場の外に出されて追われるとジワジワ加速し、インコースのムジカを捕らえようとした所で決着。
直線では残り200m地点からの末脚が悪くなかっただけに、荒れ馬場適性の少なさが敗因。
アフランシール
外枠からまずまずのスタートを切ったが、前目のポジションは取りに行かず中団に控え、直線一気の作戦に出る。
直線では馬場の4分所辺りから末脚を伸ばそうとしたが、上位勢を捕らえきれずに8着に終わった。
スローペースで差し馬に向かない展開が敗因。
合わせて読みたい記事
※調教予想の参考にご覧ください!
※予想で使える本はこちらで紹介してます!
コメント