巻き返しに期待がかかる1頭
今回は①レッドベルオーブに注目したい。
その理由は、今の馬場はとにかくスピードがある馬に有利だからだ。
土曜日に行われたサウジアラビアロイヤルカップでは1~5着の馬達で2着のグラニットを除く4頭は上がり3ハロン33秒台の末脚を記録した。
一方、グラニットの上がり3ハロンのタイムは35.8秒だったものの、大逃げを打って7人気ながら2着に激走した。
この結果から、今の東京競馬場で好走するために必要な要素は「直線で出走メンバー上位の瞬発力のある末脚を繰り出せる」か、「レース序盤でスピードにものを言わせてリードを広げ、直線でなだれ込める」かの二択である。
この要素を今年の毎日王冠に当てはめると、1つ目に関しては末脚自慢の馬がそれなりに揃ったといえるが、2つ目の要素については該当馬がレッドベルオーブしかいないのだ。
しかも、レッドベルオーブは下位人気に甘んじているとなれば、大逃げを打ったとしても次走の大レースを見据える番手の馬達は逃げるレッドベルオーブを無理に追わず、逃げ馬から離れた位置で折り合いを付けて脚を溜めるだろう。
その展開になればしめたもので、サウジアラビアロイヤルカップのグラニットのように大逃げで穴を空けることが可能になるだろう。
以上の点から、今年の毎日王冠ではレッドベルオーブの好走に期待する。
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