【エプソムカップ2021】5分で分かる！出走全馬の前走のまとめ

巻き返しに期待がかかる1頭

　今回は⑮ザダルに注目する。

　狙うポイントは2つある。

　まず、3走前に東京芝1800mで行われたメイSのパフォーマンスが高かったことだ。

　着順こそ3着に終わったが、このレースの他の上位勢は直線では軒並みインコースから伸びているのに対し、ザダルだけは大外から末脚を伸ばしていたので、負けて強しと言える内容だった。

　やや重で行われた前走の毎日王冠では持ち前の瞬発力が活かせなかったが、先週の安田記念のように軽い上に外が伸びる高速馬場で行われそうな今回は好走に期待が持てる。

　2つ目は、長期休養明けながら馬が仕上がっている点だ。

　南Wで行われた最終追い切りでは、馬なりながら併せ馬に鋭く競りかける動きを見せており、まるで馬自身が走りたくて仕方がないといった印象を受けた。

　また、陣営は「ここを起点として、秋の大舞台を目指してがんばっていきます」と穴馬らしからぬ強気なコメントを発しており、ザダルの仕上がりと能力にかなりの自信がうかがえる。

　先週のダノンキングリーを見れば、「休み明け＝割引」はもはや死語と化している感が否めないため、ここは休み明けだろうが強気に1着で推す。

　以上2点が、ザダルに注目する理由である。

ザダルを狙う理由のまとめ

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