- この記事で分かること
- 筆者の自己紹介
- 各ステップレースのまとめ
- オーシャンS(G3) 3/6 中山芝1200m(やや重)
- 京王杯スプリングカップ(G2) 5/15 東京芝1400m(良)
- ヴィクトリアマイル(G1) 5/16 東京芝1600m(良)
- 安土城S(L) 5/30 中京芝1400m(良)
- 安田記念(G1) 6/6 東京芝1600m(良)
- 函館SS(G3) 6/13 札幌芝1200m(良)
- CBC賞(G3) 7/4 小倉芝1200m(良)
- クラスターC(Jpn3) 8/9 盛岡ダ1200m(良)
- 関屋記念(G3) 8/15 新潟芝1600m(良)
- UHB賞(OP) 8/15 札幌芝1200m(良)
- 北九州記念(G3) 8/22 小倉芝1200m(やや重)
- 朱鷺S(L) 8/29 新潟芝1400m(良)
- 巻き返しに期待がかかる1頭
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巻き返しに期待がかかる1頭
今回は②シャインガーネットに注目する。
理由は以下の3つである。
- オーバーラップで先行馬に不利な展開になりそうだから
土曜日の馬場は、中京10Rムーンライトハンデキャップの勝ち馬の走破タイムが2.12.1とクラス水準より1秒以上も早かった上に、レース平均上がり3ハロンも34.9と水準級のタイムだったので、高速馬場であったと言える。
さらに、出走馬にはタイセイビジョン、カレンモエ、ピクシーナイトなどの前走で前半3ハロンを33秒前半で追走している馬が多数いる上に、逃げを打つであろうシャンデリアムーンとジャスティンが逃げ志向の斎藤新騎手と菱田裕二騎手に乗り替わっていることから、かなりのハイペースが予想される。
そして、高速馬場でハイペースになれば前目で激しい先行争いを繰り広げた馬には不利な展開になるため、差し馬にとって有利な流れになるわけだ。
- 比較的インコースが有利で、後方ポジションの馬が不利な馬場だから
とはいえ、土曜日の中京芝コースは確かに外差しを決めた馬がいたものの、インコースでの抵抗策が奏功して穴を空けた馬がいたことから、外を回すのが不利な馬場と言える。
また、追い込み馬よりは先行馬の活躍が目立ったことから、後方ポジションが不利な馬場等も言えるだろう。
そうとなれば、狙いたいのはインコースの好位から鋭く脚を伸ばせる馬なので、シャインガーネットを買う理由が1つ増えたことになる。
- 鮫島克駿騎手への乗り替わりがプラスだから
そして3つ目は田辺騎手から鮫島騎手への乗り替わりが今の中京芝コースの馬場傾向にハマる可能性が高いことだ。
鮫島騎手の特徴と言えば「ある程度前目のポジションに付ける意識がある」ことと「インコースから馬群を割る差しが上手い」ことだ。
ある程度前目のポジションに付ける意識が見えたレースといえば、ファストフォースの騎乗ぶりが記憶に新しい。
乗り替わり緒戦のCBC賞では果敢に逃げを打って勝利し、北九州記念では控えて2着に好走した。
また、土曜日の紫苑Sでシャーレイポピーに騎乗した際も先行粘り込みで4着に好走させている。
さらにインコースから馬群を割ったレースと言えば、2020年大阪杯でのカデナの騎乗ぶりと2021年京王杯スプリングカップでのトゥラヴェスーラの騎乗ぶりを見れば分かる。
大阪杯では8枠11番のカデナを最内に潜り込ませて11人気ながら4着に好走させ、京王杯スプリングカップでは6枠12番に入った10人気トゥラヴェスーラを直線で馬込みに導いて2着に好走させている。
しかも、くしくも鮫島騎手が今回騎乗するシャインガーネットは、京王杯スプリングカップでトゥラヴェスーラ同様に直線で後方ポジションに付けていたが(というより、好スタートを決めたシャインガーネットを田辺騎手が前に行かせなかった)、外を回してしまったせいで脚を余して6着だった。
これを見れば、外を回した田辺騎手とインを突いた鮫島騎手の明暗が分かれたことと、両者の作戦の好みがよく分かるだろう。
なので、鮫島騎手は今回はイン突きを仕掛けてくると見て、乗り替わりがプラスに働くと判断した。
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