【宝塚記念2020】ステップレースの馬場傾向を簡単に解説!期待の馬と危険な人気馬をピックアップ!

ステップレース

各ステップレースの振り返り

GⅡ以下

金鯱賞(GⅡ) 3/15 中京(良) 2000m

当時の馬場傾向:

  • 終日走破時計はクラス水準以上
  • インを立ち回った逃げ・先行馬の好走が目立った
  • 差し脚も直線の馬場の3、4分所までなら伸ばせるが、届くかどうかは展開一つ

【出走馬のレース内容の評価】

  • サートゥルナーリア

 好位5番手を追走し、直線で差し脚を伸ばして楽勝。

ただ、進路は3分所を通ってポジションも前目だったので、馬場傾向に逆らったわけではない

メトロポリタンS(L) 5/9 東京(良) 2400m

当時の馬場傾向:

  • 先行有利の高速馬場

【出走馬のレース内容の評価】

  • アドマイヤアルバ

 ほぼ殿しんがりからレースをするが、スローペースと馬場傾向に泣いた

  • アフリカンゴールド

 道中でかかり気味に走り、直線で最内を突こうとするが10着。

確かに折り合いはつかなかったが、伸びるインを先行して敗北なので特に評価点無し

新潟大賞典(GⅢ) 5/10 新潟(良) 2000m

当時の馬場傾向:

  • 直線はインが伸びにくく、4R以降は殆どのジョッキーが外目に進路を求めていた
  • 上がり33秒台が出なかったが、脚質は追い込み以外は満遍なく好走しているため、フラットに近い馬場

【出走馬のレース内容の評価】

  • トーセンスーリヤ

 道中は先行し、直線ではインを1頭分空けたコースを走り、優勝。

展開はともかく、伸びにくいインに進路を取って押し切った点は評価出来る

目黒記念(GⅡ) 5/31 東京(良) 2500m

当時の馬場傾向:

  • クラス水準以上の走破時計が出る良いコンディションだった
  • 好走する枠や脚質に偏りはなく、フラットな馬場といえた

【出走馬のレース内容の評価】

  • アフリカンゴールド

 直線で馬場の4分所辺りから差し脚を伸ばすが、伸びずに11着。

展開や馬場傾向ではなく、力負けの印象

鳴尾記念(GⅢ) 6/6 阪神(良) 2000m

当時の馬場傾向:

  • 走破時計はクラス水準並
  • 脚質問わず、インを突いた馬の好走が目立った

【出走馬のレース内容の評価】

  • レッドジェニアル

 道中はインコースで追走し、直線では馬場の1、2分所付近へ進路を取った。

そして前が開いたらすかさず鞍上がゴーサインを出し、3着を確保。

 馬場傾向と鞍上の好判断の結果が生んだ好走につき、評価点は特に無し

巻き返しに期待がかかる2頭

  1. ブラストワンピース

(ポイント)

  •  前走は馬場、位置取り、展開の全てが向かず敗北。
  • 阪神2200mへのコース替わりと週末の雨予報で、少なくとも苦手な瞬発力勝負は避けられそうだ。
  •  持久力が問われる展開になれば、復活がある。

  1. キセキ

(ポイント)

  •  前走は折り合い難と暴走気味の逃げ、差し馬場に中間の調整不足と悪条件が重なった。
  • ただ、課題のゲートに改善がうかがえ、道悪もこなせる上に昨年2着の舞台ならば前進が可能だ。

凡走しそうな人気馬

  • グローリーヴェイズ

(ポイント)

 前走は水際立った勝利で念願のGⅠタイトルを獲得するが、展開が向いた感が否めない。

また、ローテーションに関しても遠征中止とはいえ前走から間隔が空きすぎている。

さらに生来は瞬発力勝負を得意とするタイプで、香港の洋芝で好走したとはいえそのコース形態はほぼ平坦な上、阪神はおろか道悪での競馬も未知数なため、現状は本馬で大勝負する材料に欠けている。

 したがって、人気になりそうならあえて嫌ってみるのも手である

まとめ

  • 巻き返しそうな馬2頭…ブラストワンピース、キセキ
  • 凡走しそうな人気馬1頭…グローリーヴェイズ

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